悩まなくて良い、を腑に落とす
今日の瞑想中に「悩まなくても良い」ということが急に腑に落ちました。腑に落ちたからもう悩みがなくなる、ということではないのですが、悩みがあても楽に生きることはできる、ということが分かったのです。悩みが発生するときには、必ず悩みに付随する現象が起こります。例えば、「お金が支払えなくて悩んでいる」とすると、「今手元にお金がなくて支払えない」という現象があるということで悩んでいるということです。そして悩んだ結果、どうなるかというと、「今はどうしようもない」という結論になるのです。未来にはどうにかなるかもしれないし、やっぱりどうにもならないかもしれません。でも今はお金が無い、という事実があるのでどうしようもないのです。ここで、現象と悩みを切り離してみます。切り離すと、「今はお金がない」という事象だけが残ります。そうすると、「お金がない」という事象だけが残り、そのことに関して悩む必要はなくなります。これで解決する、ということではありませんが、悩んでいることを一旦切ることができます。悩んでいない時間に良い解決策が浮かんできたり、何かしら解決する方向に向かいます。大きな借金を抱えている人はあるときから悩まなくなります。それは「悩んでも仕方がない」ということを腑に落としたからだと思います。そうすると、解決策がポーンと出てくることが多いのです。人間関係でも健康面でも同じです。
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