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「人生初の交通戦争」

【初めての渋滞】 16歳の時原チャリの免許を取ってバイトし ジョグZと言う黄金虫の様な形のバイクを 11万円で購入し嬉しくて早速乗って走ると 今まで味わった事が無い世界を体感した ∑(゚Д゚)スッ、スゲー!! この時まで自分で操作できる早い乗り物は 自転車しかなかったが原チャリは自転車の 比でない速度を出す事が出来凄く気分良く 最高の興奮を味わう事が出来た! 当時から原チャリの法定速度は30㎞だけど 当然60㎞で走り続けうるさい排気音を出し 一般道を走ると風の音で排気音が聞こえず 気にならないから高速だけに集中し酔える これで俺は世界中どこでも行ける気になれ 毎日目的地も無く走り続けてたらふと海に 行ってみたくなりでも行き方解らないので とりあえずA2サイズの大きな地図を買った 地図の見方は社会の授業で学んだのですぐ 地図で目的地を探す事が出来てそこまでの 道のりもすぐに調べる事が出来たから早速 海までの行き方を検索してみた すると環状道路南に下って行けば海に着き 簡単に行ける気がしたので翌日は学校から 帰宅後に速攻原チャリに乗り環状線に出て 海に向かい風を切って走りだす! 少し走ると渋滞にはまり車の横を爆音たて 堂々とすり抜けて行くが速度が全然出せず 中々渋滞を抜けて颯爽と走る事が出来ずに 時間だけがどんどん過ぎて行った ヒィー(゚ロ゚ノ)ノ 〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓 【初心者の洗礼】 しばらく走るとそろそろ戻らないと門限に 家に到着しないから仕方なく諦め引き返し 逆の車線に移動すると全然車が走ってなく 気分爽快に爆走する事が出来た ヾ(o´∀`o)ノワァーィ
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「雪に恐怖する姿」

【洋館型の学校】 16歳の時東京都立工芸高校の印刷科に通い 当時の校舎は外観コンクリートむき出しで 内装は何故か石タイルがはめ込まれ階段は 石を削った物が使われてた (´_ゝ`)フシギ なので夏は涼しくて良いのだが冬になると とてつもなく寒くて温度計を見ると外より 校舎内の方が気温が低く更にストーブしか 暖房が無いから勉強できる環境でなかった 現在の工芸高校は建て替えられ各教室には エアコンが完備されしかも生徒の机1つに PCまでついてる超豪華仕様に進化され俺が 通ってた頃の工芸高校の面影が全くない 当時俺が通ってた印刷科も名前が変わって グラフィックアート科に変わり最新設備が 惜しみなく使われ最先端のテクノロジーを つぎ込んだサイバー高校になってる 俺の時は明治時代に建造された洋館洋式の 時代遅れの校舎の時でこの時代のある年に 大雪が降り氷点下になり朝寒むくて学校を 休もうかと本気で思ってしまった 電車も止り学校に行けないし仕方ないよね と心の中で言い訳してたら母親に呼ばれて 行くと「学校から電話があり1時間遅れで 授業するから来る様にだって」と言われた でも電車止まってるのに1時間遅れと言え どうやって行けば良いか解らず悩んでると 原チャリでなら行けるんじゃないかと思い 準備して外に出たら雪が10㎝位積もってたヒィー(゚ロ゚ノ)ノ 〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓 【恐怖の果て】 俺は今迄こんなに雪が積もった経験が無く 少し位雪が積もっても自転車に乗れたから 原チャリでも大丈夫だと思い込んで颯爽と 雪が積もった道路に走り出した! ウフフ♪(。-艸・。) でも走り出し
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「夜明けの写植」

【写植】 18歳の時でニーズで働いてて このとき深夜中心の仕事の 「グレイビー」と言うシフトに 毎回入れられてた。 仕事の勤務時間が12時間以上で シフトの紙にもはっきりと 21時から9時と書いてあり これ以下の時間で帰れなかった。 しかも交代の人が来てから 帰る準備をする事になるので 毎回13時間とか14時間とか 働かなくちゃならない。 ヒィー(゚ロ゚ノ)ノ そして毎日クタクタになって 家に到着したらすぐお風呂に入り そのまま何もしないで寝てしまい 他の事をする体力なんて無かった。 この時母親が「写植」と言う 透明のガラス版に書かれた文字に ピンポイントで光を当てて フィルムに焼き付ける仕事をしてた フィルムを現像すると 今のPCで印刷すした文字よりも 遥かにきれいな文字が作れて 当時の広告や雑誌で使われてる。 出来上がった文字は 原稿に切り貼りして完成させ それをスキャナー印刷機で 印刷するまでが仕事だった。 ( ´ー`)フゥー... 〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓 【フィルム買い出し】 ある日俺の仕事が終わり 朝方家に帰ると母親が仕事をしてて 俺に「フォルムが無いから 買ってきてほしい」と頼まれた。 しかしこの時の俺は もうクタクタで疲れきってて 写植のフィルムが売ってる場所が 秋葉原だし行きたくなかった。 でもフィルムが無くなると 仕事が出来なくなるというから どうしても買ってきてと頼まれ 疲れた体に鞭打って買い出しに行く ε-(・д・`;)フゥ… この頃の写植の仕事は PCのワープロに置き換わり始めてて もう写植なんて時代遅れの 絶滅寸前の仕事だった。 なので1番
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「人生初の恐怖体験」

【再挑戦】 16歳の時原チャリが欲しくて免許を取って バイトで貯めたお金でジョグゼットと言う 黄金虫の形をしたバイクを購入してまずは 東京湾に行こうと地図を見ながら目指した ((o(*´∀`*)o))ワクワク♪ でも渋滞に巻き込まれ門限が迫ってしまい 途中で引き返す事になって結局東京湾まで 行く事が出来ず生まれて初めて交通戦争の 洗礼を受け目的を果たせなかった そんな事を2回ほど繰り返し渋滞のせいで 海まで行けないから自分なりにどうすれば 時間内に到着できるか考え小さい脳みそで 悩んだ末行く時間帯が問題なのかと感じる 海までの時間は地図を見る限り直線距離で 30分も走れば到着するから学校が終わって 帰宅する午後4時から行けば4:30には海に 到着する筈だと思ってた しかし走り出す時間には既に渋滞が始まり 毎回その渋滞のせいですり抜けをして走り すると速度が遅くなるから全然進めず結局 門限のタイムアップになってしまってた なので今度は休み前の深夜に行こうと思い そうすれば道路もきっと空いてるだろうし 俺の予想通り東京湾まで30分で到着出来て この壮大な目標を達成できると確信する! この頃まだ学校は週休2日制でなく休みは 日曜日だけで土曜は午前中までの半ドンで 学校から帰宅するとまず昼寝をする事にし 深夜に出発する為に寝溜めした (~_~)スヤスヤ… 〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓 【深夜の恐怖体験】 そして深夜になり本当は外出はダメだけど こっそり家を抜け出し自転車置き場にある 新品の機動戦士俺の原チャリに乗って少し 先まで行きそこでエンジンかけ走り出した ヾ(o´∀`o
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