夫婦円満の秘訣~言葉のキャッチボール編
こんにちは 夫婦問題カウンセラーのCOCOROテラスです。今日は夫婦間のコミュニケーションについてちょっとしたエピソードを交じえてお話したいと思います。ある晩、夫が仕事から帰ってきました。疲れた表情で玄関の扉を開けると、キッチンで夕飯を作っている妻の姿が目に入りました。お腹をすかせていた夫は「まだ夕飯できてないの?昼間なにをやってたの?」と不機嫌な表情でイライラ・・・それに対して妻は「手伝いもしないくせに文句言わないで」と夫と同じく強い言葉で返しました。二人の間に冷た~い空気が流れ、この日は一言も口をききませんでした。このような状況は多くの夫婦にとって珍しくないかもしれません。私たちの日常生活の中で、言葉のキャッチボールが上手くいかずお互いを傷つけあうことがあります。しかし、少し考えてみてください。もしこの日に夫が「今日は仕事で疲れたよ。でも君の料理が楽しみで帰って来たよ」と優しい言葉を選んでいたら、どうだったでしょう。妻はおそらく「お疲れ様!もう少しで出来るから待っててね」と温かい言葉を返したでしょう。言葉のキャッチボールは最初の一投で、その後の展開が大きく変わってしまうのです。夫婦間だけでなく人間関係のコミュニケーションはまるでキャッチボールのようなものです。あなたがどんなボールを投げるかによって、返ってくるボールも変わります。強いボールを投げれば、当然強いボールが返ってきます。これは言葉も同じで感情的な言葉を投げかけると、相手も同じように感情的な言葉で応じることが多いのです。逆に優しい言葉には優しい言葉が返ってきます。キャッチボールの技術を磨くためには練習が必要ですよね。
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