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リスク管理と人生の悩みの解決法

私のお気に入りの本に、デール・カーネギーの「道は開ける」があります。読んでいて、心がとても軽くなる本なので、人生のバイブルとしておりますが、リスク管理という私の好きな分野において、似ている部分がありますのでご紹介いたします。「道は開ける」Part 2. 「悩みを分析する基礎技術」この章では悩みや問題を、解決又は軽減させるためのテクニックについて書かれています。これらは私生活から仕事上での悩み、生死を分けるような重大な場面においても活用できるとのことです。具体的には次のようなプロセスです。1. 私は何を悩んでいるのか、問題点は何か又は問題の原因は何かを明確にする。2. 解決策をできる限り洗い出す。3. それに対して今、私は何ができるのか、望ましい解決策はどれかを問う。4. 決断ーそして実行。このテクニックを活用する前の前提として、前章「Part1. 悩みに関する基本事項ー 2. 悩みを解決するための魔術的公式」にある次のステップも検討することも役立ちます。1. 「起こり得る最悪の事態とは何か」と自問すること2. やむをえない場合には、最悪の事態を受け入れる覚悟をすること3. それから落ち着いて最悪の状態を好転させるよう努力すること「道は開ける」D・カーネギーリスク管理と類似しているこれらのテクニックは企業のリスク管理においても有効です。しかし「起こりえる最悪の事態とは何か」という部分に関しては、企業の場合、明確です。それは倒産です。倒産後の個人の風評リスクや生活ができなくなるリスクはありますが、企業単体で考えると究極のリスクと言えます。そして倒産に至るほとんどの背景が財政悪化です
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中小企業経営のための情報発信ブログ514:本の紹介 人を動かす

今日もブログをご覧いただきありがとうございます。今日は、デール・カーネギー著「人を動かす」(創元社)を紹介します。著者のカーネギーはアメリカの作家で自己啓発、成功哲学の書物も多く、本書「人を動かす」は1936年に出版され、未だに読みつながれている名著です。カーネギーと言えば、鉄鋼王アンドリュー・カーネギーを思い浮かべる人がいますが、全くの別人です。 カーネギーの著書は「他者に対する自分の行動を変えなければ、他者は変わらない」という考えが根底にあります。本書「人を動かす」でもこの考えが柱になっています。 この本は、人を動かすことの本質、つまりマネジメントの本質について、さまざまなエピソートを交え、「原則」としてまとめています。 「人を動かす3原則」「人に好かれる6原則」「人を説得する12原則」「人を変える9原則」について、具体的なエピソード・物語を交えながら示されていきます。詳しくは直接本書を手に取って読んでください。為になります。1.人を動かす3原則 ・盗人にも五分の理を認める・・・どれだけ自分が正しくても、相手が間違っていようとも相手を認めることから始めます。たとえ泥棒であっても、「自分が間違っている(悪い)」とは認めたがらないものです。そのような者にいくら正論を言っても意味がありません。状況が悪化するだけです。相手を批判したり非難もせず、苦情も言わず、まずは相手を認めることです。 ・重要感を持たせる・・・人は誰しも「重要な存在になりたい」という欲求を持っています。相手の優れている点をストレートに伝え、相手の自己重要感を満たすことです。お世辞ではなく、相手の心に響くように本音
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