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526.「強盗事件」少年の検挙数6割増加、特殊詐欺被害370億円 「闇バイト」から“家族守る”

「強盗事件」少年の検挙数6割増加、特殊詐欺被害370億円 「闇バイト」から“家族守る”方法を元警視庁捜査官・刑事が解説 2023年、高級腕時計店や一般宅に対する強盗事件が多発。また特殊詐欺も依然として猛威を振るっています。両事件に共通し、その裏に存在する「闇バイト」が社会問題化しました。そこで強盗事件や特殊詐欺事件、闇バイトへの対策について、元警視庁公安捜査官・刑事であり、防犯事情に精通する日本カウンターインテリジェンス協会代表の稲村悠さんに聞いてみました。 「闇バイト」からの“勧誘”は「高額収入」「国対応」「営業で地方へ」など多岐 Q.まず、強盗事件や特殊詐欺事件は増加傾向にあるのでしょうか? 稲村さん「今年1月に東京・狛江市で起きた強盗殺人事件を機 に、全国的に闇バイトによる事件が相次いで明るみになりました。実際、現職の警察幹部に聞いたところ『闇バイトを使った強盗は現場でも多く扱っている』ということでした。犯罪統計資料の『刑法犯罪種別“認知・検挙件数・検挙人員”(2023/1~2023/9)』 を確認したところ、強盗事件に関して明確に増加の傾向が見られています。強盗事件に関する数字は以下の通りです。 ・認知件数=1036件(前年比+22.6%) ・検挙件数=876件(前年比+17.4%) ・検挙人員数=1124人(前年比+31.5%) ・検挙人員数(少年)=229人(前年比+63.6%) 特筆すべきは、少年の検挙人員数です。前年に比べ+63.6%と極めて深刻な増加率となっています。その背景には、SNSを活用した闇バイトの存在があるのは言うまでもありません。 さらに、最近
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特殊詐欺と強盗について

1日空きましたが、再び特殊詐欺と強盗を取り上げます。ご存じだと思いますが、簡単に説明すると、特殊詐欺とは犯人が電話やハガキ(封書)等で親族や公共機関の職員等を名乗って被害者を信じ込ませ、現金やキャッシュカードをだまし取ったり、医療費の還付金が受け取れるなどと言ってATMを操作させ、犯人の口座に送金させる犯罪を指します。それでこの特殊詐欺は令和2年1月1日からその手口が10種類に分類されています。以下にご紹介しましょう(出典:警視庁HP)。1オレオレ詐欺これは有名ですね。親族等を名乗り、「事故を起こした」「会社の金を紛失した」などと言って、現金をだまし取ります。2預貯金詐欺警察官、銀行協会職員等を名乗り「あなたの口座が犯罪に利用されています。キャッシュカードの交換手続きが必要です」と言ったり、役所の職員等を名乗り、「医療費などの過払い金があります。こちらで手続きをするのでカードを取りに行きます」などと言って、暗証番号を聞き出しキャッシュカード等をだまし取ります。3架空料金請求詐欺PCやスマホを利用するほとんどの方はこの種のメールを受け取ったことがあるでしょう。要するに有料サイトや消費料金等について、「未払いの料金があります。今日中に払わなければ裁判になります」などとメールやハガキ(封書)で知らせ、金銭等をだまし取る手口です。4還付金詐欺医療費、税金、保険料等について、「還付金があるので手続きしてください」などと言って、被害者にATMを操作させ、被害者の口座から犯人の口座に送金させます。5融資保証金詐欺これはすでに取り上げた投資詐欺の一種ですね。実際には融資しないのに、簡単に融資が
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「日本の治安がどんどん悪くなってる気がする」-いつものよくある思い違いですよ本田さん

先日、サッカー元日本代表の本田圭佑氏が、以下の意見をツイートしました。「日本の治安がどんどん悪くなってる気がする。子供だけで外で遊ばせられへん。習い事も送り迎えが必要。何かあってからでは遅いと思わせる国になってきてる。 幸いなことに多くの外人はその事実にまだ気付いていない。それでも日本が良い国なのは間違いないが」この発信に対してファンからさまざまなコメントが寄せられています。「言ってくれてありがとう」「同感です」「令和になってから事故が多くなったと感じる」「安心してください。気がするだけ」「今は放課後や休日に小学校のグランドで友達とサッカーも出来ない」「この先の日本が不安」しかし、本田氏にしろ、彼に賛成するコメントを寄せたファンにしろ、「日本の治安がどんどん悪くなってる気がする」理由を明確には述べていません。まさに「気がする」だけ。だとすれば、答えは簡単。「気のせい」です。人は昔よりも今のほうが悪いと考えたがるものなのです。なにかといえば「日本はもう駄目だ」とか「日本は悪くなるばかり」だとか。そしてそうした意見の頷く人も常に一定数います。しかしこういう人はほとんどの場合、客観的なデータを示しません。それはそうでしょう、そんなデータなんて存在しないのですから。いつもいっていることですが、統計では日本の犯罪発生数はずっと下がり続けていることが示されています。たとえば、警察庁が発表したデータによれば、「我が国の犯罪情勢を測る指標のうち、刑法犯認知件数の総数については、平成15年以降一貫して減少しており、令和3年は568,148件と前年に引き続き戦後最少を更新」しているんです。もちろん
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