201.すぐに汚れる「カーペット」、家庭でどうやって掃除する?
・カーペットの掃除「面倒」「難しい」の声多数…すぐに汚れる「カーペット」、家庭でどうやって掃除する? 掃除のプロに聞いてみた
汚れやすく、掃除がしにくい「カーペット」。ほこりや髪の毛、こぼした飲み物のシミなど、さまざまな種類の汚れがつきやすいですが、その一方で「掃除がかなり面倒!」「掃除の仕方が難しいイメージ」「掃除の頻度が分からない…」など、掃除に苦労している人が少なくないようです。
汚れがちなカーペットの掃除、家庭ではどんな方法で行えばいいのでしょうか。ハウスクリーニングアドバイザーの有賀照枝さんに聞きました。
普段の掃除は「週1〜2回の掃除機がけ」でOK
Q.一般的に、カーペットにはどのような汚れがたまりやすいのでしょうか。有賀さん「カーペットには、ほこりや細かいゴミ、髪の毛、皮脂、衣類の繊維、ペットの毛、ダニやその死骸などがたまりやすいです。付きやすい汚れはカーペットを敷いている場所によっても違ってくると思いますが、ジュースやコーヒー、お茶、ワインなどの飲料をはじめ、しょうゆやソースなどの調味料、ラーメンの汁、カレー、パンくずといった食品の食べこぼしなどが挙げられます。色素が濃い汚れほど、早く対処しないとカーペットに残りやすくなります。
他には、クレヨンや油性ペン、口紅、ファンデーションといった化粧品の油分を含んだ汚れ、ペットのふん尿、嘔吐(おうと)物などによる汚れもあるでしょう。カーペットの織製法によっては、繊維にほこりや髪の毛などが絡みやすく、また毛足の長いカーペットの場合は毛にゴミや汚れが埋もれてしまい、掃除の仕方によっては取り除くのに時間がかかってしまう場合
0