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家族のうつが再発した→どうする?

一旦落ち着いたかに見えたうつ病の症状が再発することは、珍しくありません。 もしかして再発?!となった時、家族はどのように対処すればいいでしょうか。 1.春先からゴールデンウィーク明けまでは要注意 春先から大型連休明けくらいまでは、天気や気温の変動が大きいのと併せてメンタルヘルスも上下しやすい期間です。 うつ病の経験がある人はなおさら、再発のリスクが高まります。 季節だけでなく社会環境の変化の影響もあるでしょう。 気候が安定しないと、自律神経のバランスが崩れます。そのせいで睡眠の質が落ちて疲労が回復されないまま翌日を迎えます。前日の疲れを背負ったまま活動するのですから、普段よりやる気も出ないしパフォーマンスも下がります。 特にうつ病になるような人は、仕事や自分の役割に対して常に強い責任感を持っています。 調子が悪かったことで仕事のペースや質が落ちたことに二重に落ち込んでしまう傾向があります。 頑張れ、と言われるのも辛い。でも「頑張るな」と言われても、どうすれば頑張らなくていいのかが分からない。不器用な優等生タイプとでも言いましょうか。 2.再発したら、初回を思い出そう うつ病は一度で完全回復するケースのほうがまれだと思います。 症状の重さは人それぞれですが、少なからず再発の波を繰り返します。 だから「一度はよくなったのに、また繰り返すなんて…」と、落ち込んだり驚いたりする必要はありません。そういう病気なのです。 「また来たな」 と感じたら、初回の発症時を思い出しましょう。 生活や体調のどの部分に一番大きく現れるか、の特徴があったはずです。 ・お腹を下しやすくなる ・朝起きれなくな
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うつ療養中の過ごし方 ③うつ療養の現実

「うつ療養中の過ごし方」の第3回は、思うように進まないうつ療養の現実について、家族側の経験も含めてお話したいと思います。うつ療養は、原則としてはストレスが少ない環境で規則正しい生活を送り、適度な運動を取り入れながら通院・服薬を続けることで数カ月で回復していくというものです。こうした生活を続けることで、過度な疲労とストレスでぼろぼろになったメンタルは安定していくのは確かでしょう。しかし、この通り出来れば苦労はないのが現実です。1.セオリー通り進まない「うつ療養」①ストレスが少ない環境ストレスと一括りにしますが、要するに生きていく上で感じたり自分の中で生まれたりする各種の「刺激」の総称です。朝起きたら部屋が冷え切っていたら「寒さ」によるストレスを感じます。通勤電車が激混みなら、色んな人の体や荷物に押されて痛かったり不愉快だったりしてストレスです。デスクワークに集中していたら突然上司に呼ばれて作業を中断しなければならないのもストレス。やっと眠りに入ったと思ったら真夜中の地震で飛び起きてしまうのも、ストレスです。個人の努力でコントロールしきれないのが「ストレス」で、うつ病になればそれ以前よりもストレスを感じる条件が激増します。その中で「ストレスが少ない環境」をどのように構築し継続するか、が問題です。②規則正しい生活人間は「昼行型生物」です。つまり朝が来たら起床し、太陽が出ている日中に活動し、陽が落ちて夜になれば眠る、というサイクルを繰り返します。体の中にある体内時計(概日リズム)はほぼ24時間なので、特別な事情がなければほとんどの人はこのサイクルで生活します。このリズムが崩れて一番困る
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