絞り込み条件を変更する
検索条件を絞り込む
有料ブログの投稿方法はこちら

すべてのカテゴリ

1 件中 1 - 1 件表示
カバー画像

うつ療養中の過ごし方 ①回復までの変化と必要条件

うつ病から回復するためには、療養中をどう過ごすか、がポイントになるのは皆さまご存知の通りです。では、実際にはどう過ごせばいいのか、どんな生活になるのか、など、疑問も多いと思います。今回は、自分の経験も含めて、◆うつ発病⇒回復までの変化◆何が必要か(うつ病本人にとって)◆家族が出来ること◆セオリー通り進まないのがうつ療養の現実◆セオリーから外れた時はどう対処したらいいか◆家族の方に覚えておいていただきたい5か条◆Q&Aを、3回にわたって考えてみたいと思います。1.うつ発病⇒回復までの変化うつ病とは、仕事や趣味は言うに及ばず、日常生活の全てに対して取り組む意欲も気力も根こそぎ奪っていく病気です。なぜうつ病になるのか、の原因は人それぞれですし、病気としてのメカニズムは医療のご専門に譲るところですが、うつ病の家族を1対1で見続けてきた経験者としては、発病から安定までの経過はこんな感じだろう、というのが以下の図になります。大きく全体で見ると、直線のように順調に回復しているように見えますが、実際は細かい上下を数えきれないほど経験します。小さな上下もあれば、大きな上下もあります。大きく落ちる(下がる)時は、「前より悪くなったかもしれない」「今までの苦労はなんだったんだ」「もしかしたら治らない、ずっとこの悪い状態が続くのかも」のようにも考えて落ち込んでしまうでしょう。うつ病本人も、家族も。ですが、回復し始めると波の上下が大きくなる、というのがうつの特徴でもあります。「悪化した」のではなく、「精神活動が活発になってきた」のです。勿論いいことなのですが、ここしばらくは反応していなかったこちらの言動
0
1 件中 1 - 1
有料ブログの投稿方法はこちら