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双極性障害について〜躁エピソード〜

皆さんは「双極性障害」についてご存じですか? 「双極性障害」とは、気分の上下が異常に激しくなってしまう脳の病気のことです。それは、何をする気にもならないほど落ち込んでしまう「鬱期」と、休憩することなくハイテンションで動き続けてしまう「躁期」に分かれていて、この二つが繰り返されていきます。また、「双極性障害」は「I型」と「II型」の二つに分類されるのですが、私の診断は「双極性障害II型」でした。「II型」の方が「I型」と比べて、気分の波の振れ幅は小さいようです。※私は精神病の専門家ではありません。あくまでも、一人の患者としての体験や見解を、ここでお伝えしたいと思っております。私は、去年の秋に猛烈な腹痛とパニック症状に見舞われ、それがきっかけで心療内科から「双極性障害」と診断されました。診断を受けた当初は、「まさか自分がこんな病気だったとは…」と、受け入れられない気持ちも強かったのですが、通院を繰り返していくうちにそんな現状も少しずつ受け入れられるようになりました。では、そんな私はどのようなエピソードを医師に伝えた結果、「双極性障害」の診断を受けることになったのでしょうか?まず、自分の人生において、様子がおかしかったと思わざるえなかった時期のことを、医師に伝えることにしました。それは、私が大学院生だった頃のことでした。当時、私は物理学系の研究室に所属していて、そこで学生として研究活動を行なっていました。所属していた研究室は良くも悪くも放任主義という感じで、私は自分の好きなように研究活動を進めることができていたのですが、私はそのような自由な研究活動にやりがいを感じていました。やればや
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双極性障害について

皆さんは「双極性障害」という病気について、ご存じでしょうか? それは、簡単に言うと気分の波が激しくなってしまう病気のことで、体を動かせないほどに気分が落ち込んでしまう「鬱期」と、夜眠れないほどに気分が高揚してしまう「躁期」が繰り返されていくものです。昔は「躁鬱病」なんて呼ばれていました。では、これから私とその「双極性障害」との関係をお話ししたいと思っています。それは、2021年の10月のある日のことでした。突然の腹痛に襲われ、食欲が一切沸かなくなってしまいました。なにかお腹の病気に罹ったのかと思い、内科で診てもらったところ、医師からこんな診断が下されました。「鬱病か、双極性障害ですね」それは意外な診断結果…、ではありませんでした。その当時から、自分が鬱である自覚はなんとなく持っていました。しかし、「双極性障害」という病名に関しては、耳馴染みがないものでした。医師からはこう告げられました。「オススメの心療内科を紹介するので、そこで診てもらって下さい。そうすれば、鬱病か双極性障害か、どちらか決まることでしょう」後日、その内科から紹介された心療内科へ行きました。院内は新しめで、静謐で、綺麗でした。そこで看護師や医師と1時間近く話し合いを行いました。抱えている悩み、生まれ育った環境、人生で経験した困難、今まで誰にも言えなかったこと…。本当に色んな話を喋り尽くしたことを覚えています。きっと鬱症状が現れていて、その時もパニックに近い状態だったのでしょう。長いヒアリングの結果、医師からこう伝えられました。「あなたは双極性障害です」この時、「あぁ、やっぱりそうだったのか…」という諦めの気持ちと
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