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48 妻に浮気をされた“サレ夫”もいる」といいます。2つのケースから見える“サレ夫”たちの実情とは

「サレタガワのブルー」という奇抜なタイトルに引かれ、コミックを読んでみました。妻側の不倫が軸となる物語で、2021年にはドラマ化もされている作品です。ここまで堂々と浮気にいそしむ妻は少数派でしょうが、さまざまな言い訳やアリバイづくりをして、夫以外の男性と逢瀬(おうせ)を続ける妻たちは相当数います。 「浮気するのは男性が多い」というイメージから、“サレ妻”の方に話題が集中しやすいですが、“サレ夫”もいるのです。サレ妻とサレ夫は同等数いるものの、女性の方が「隠す」のがうまいので、発覚しないだけではないかと私は推測しています。  さて、今回は私の運営する夫婦仲相談所に寄せられた対照的なケースをお伝えします。 「夜の営みが、これまでと違う?」と気付いた夫  広志さん(当時38歳、仮名)は、同い年の嘉穂さんと、小学生の娘2人の4人家族です。妻とは、月に1度するかしないかというセックスレス夫婦でした。  ある日、久しぶりにしようとすると、嘉穂さんの反応や声の大きさ、下半身の感じが、いつもと変わっていたといいます。 「いつものしっくりくる感じとはちょっと違っていて、あれ?って思ったんです。それでふと、『女性は男性の“カタチ”によって形状が変わる』ってどこかで読んだのを思い出して、『もしかして』って疑いました。 そうしたら、妻がちょっと前に高校の同窓会に行ったことを思い出して。妻が風呂に入っているときに脱衣場までこっそり携帯を取りに行って、内緒で見ました。パスワードを変えていなかったんで、スルッと見れたんです」  広志さんはメールをチェックしました。しかし、それらしきものは発見できません。次に
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