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【物語】和道・侍一刀流・指南書【壱ノ巻】

「見てんじゃねぇよ。」何かの物音に気付くとすぐに男は言った。「私に何か?」物騒な・・・蛮族がここにも・・「質疑応答じゃねぇんだよ。これは精神の言葉だ。」もはや話にはなるまい・・・どう答えれば良いのであろうか・・・。私は、お前の事を知りはしない。どのような経緯かを知る間もなければ、知人とはなりえず。その返答は、歩み寄りにも反する。私は名門名家の名のある者。格式として自問と自責以外は持ちえない。不覚にも人間の恥となるお前を、見過ごすわけにはいかない。「ちぐはぐの押し問答に支離滅裂の横暴。誰しもがお前を賊と見る。これまでもこれからも。私はお前を斬らなければならない。」「人間はいつもそうだ・・・何かといえば軸に掴まり、頼りであると柱にすがる。立ったその場所が高みだとして、他を哀れみ見下すのが性・・・」立ち合いともなり行かぬ場面に、小次郎は切り捨ての一徹を固め始めていた。「どうやらお前には、名を上げる事も頭にないようだ。」二刀の構えは再度と改まる。「見える姿、目の前に恐怖するなら退くがいい。さすれば我が道も開かれる。」「その位置では、何かとたやすいのだが・・・」小次郎は足を引き、音も無く鞘を引き抜いた。無音の華麗なる抜刀に、誰も反応がないようだ。二刀の構えが無造作な太刀を思わせていた。タイミングを見計らうような時が、止まっているかのように流れる。間合いは変わらずとも、死合いは静かに始まっていた。二刀が反射する光が散り、その時を押し伸ばしているようだった。「辻斬りも王道であるという貴様は、真に強き者なのだろうか・・・」「本能を律せぬ輩には、切り捨ての免罪がある。罪に問われなければと心を鬼に
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知らざるを知らずと為す是知るなり

マーケティングやコーチング等の内容に自信があると思い込んでいると、<自己陶酔><自己満足>に浸ってしまい、本当の目的であるお客様の依頼に答えることは出来ないと思っています。何でも新しい理論が正しいとは限りませんが、新旧比較や検証することにより、知識はプラスになります。人の購買心理は、環境の変化に伴い大きく変わった部分もあれば、人間の真理として変わっていない部分もあると思います。マグロの様に動きを止めると死んでしまう人でありたいです。
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