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pico のUSBシリアル経由で入出力制御

前回の記事「pico USBシリアル input待ちに_thread利用」で作ったMicroPythonのプログラムに以下の機能を追加しました。前回の記事のURL https://coconala.com/blogs/2433234/3737101.1秒間隔でpicoの内蔵温度センサーの値(温度換算)を送信する。2.コマンド 'stop'を受信すると1の送信を停止する。3.コマンド 'run'を受信すると1の送信を再開する。4.コマンド '1' を受信するとpicoの内蔵LEDを点灯する。5.コマンド '0' を受信するとpicoの内蔵LEDを消灯する。送信される文字列は温度とLEDの状態で、以下のような文字列です。25.0,0外付けハードウェアを一切使わずに動作確認出来るようにしました。センサーやアクチュエーターを外付けしてPCやRaspberry Pi からUSBシリアル経由で制御できる装置を製作する時の参考になると思います。測定用や検査装置と言った用途の事前準備と考えています。ご希望があれば、マンマシン・インタフェースを提供し、ログをファイルやデータベースに記録するPCやRaspberry Pi 側のPythonアプリを提供することも可能です。pico のプログラムは以下のように実現しました。threadによるinput待ち合わせinputを実行すると他の処理が出来なくなるのを避けるために、前回同様にthreadを使っています。インターバルタイマーを利用前回の記事はsleepで時間(1秒)を作っていましたが、タイマー割込みによる方法に変更しました。classを作成温度セン
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pico のUSBシリアル input待ちに_thread利用

Raspbrry Pi Pico はUSBシリアルのコンソール機能を使ってPCと接続が容易と言うことで、センサーからの入力をPCに送るような機能を容易に実現出来るようです。これまでにもPCやRaspberry Pi にマイコンボードをUSBシリアル変換ケーブルで繋いで、検査装置のようなものを作ったりしましたがpicoを使えばUSBケーブルだけで済みそうです。MicroPythonによるPCとの通信はprint と input が使えることを確認しました。一定間隔で測定値を送り続けるだけの用途ならprintだけで済むのですが、送信間隔等の設定値を変更したいと言った場合は、inputでPCからのコマンドを受ける必要がありそうです。inputを使うと入力が済むまでの間、他の処理が止まってしまうのでinputの待ち受けに_threadを試してみることにしました。動作確認用のプログラム電源を入れると0~9の数字を繰り返し送信して来ます。PCから文字列'stop'を送ると繰り返し送信が停止し、'stop'以外の文字列を送ると繰り返し送信を再開します。teratermでも動作確認しました。ソースコード以下のコードで確認しました。import _thread # スレッドモジュールを準備 from utime import sleep instr = [''] def core0(instr): # print 担当     intf = 1     while True:         for i in range(10):             if instr[0] == 'st
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Raspberry Pi Pico W に期待

PICマイコンを使うので、Raspberry Pi Pico を使う機会がありませんでした。現場で使うためには何らかのI/F基板を作る必要があり、基板を作るならCPUも一緒に実装した方がスッキリすると言う理由です。 Raspberry Pi Pico W であれば WiFi が使え、将来は BLE にも対応する予定と言うことですし、Micro Python で記述出来るようなので期待しています。 ESP32 が既に実現している機能で、私も ESP32 を Micro Python で使う機会があります。WiFiを手軽に使えるマイコンボードは IoT 分野で使い易くて助かります。 Micro:bit は WiFi は使えないながらも、BLE を手軽に使えて便利です。I/F基板への実装制御対象とのI/F基板にこれらのマイコンボードを実装する際には、直接半田付けするか、ピンヘッダーやコネクタで接続することになるかと思います。 とにかく小さくまとめたい場合は、ESP32を直接半田付けする方法が良いと思います。 Mciro:bit はカードエッジコネクタでI/F基板に接続するのが一般的だと思いますが、このコネクタの大きさと Micro:bit 自体の大きさから小さくまとめるには不利な選択になるかと思います。 一方で標準実装されたLED表示器、SW、センサー、無線機能を使う他、手軽に複数の装置に付け替えて使いたいと言った場合に向いていると思います。Raspbrry Pi Pico W は ESP32 に比べて外形寸法が大きい分だけ、小さくまとめるには前述2機種の中間的な存在になるのかな?
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