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コミュニケーションを考える

コミュニケーション、って、なんでしょう。辞書で引いたり、私なんかに言われるまでもなく、誰もが毎日当たり前のように繰り返している行為ですよね。毎日やっている(やらざるを得ない)のに、苦手意識は中々消えず、自分で満足できるコミュニケーションが取れることも珍しいです。私が考えるコミュニケーションは、「その場に必要な情報を、必要な他者と双方向でやりとりする」ことだと思います。1.やり取りを行うのは「言語」コミュニケーションするときに情報をやり取りする方法には、①ノンバーバル(非言語:声音、声のトーン、表情、その他体の動き、目線など)②バーバル(言語)の2つがあり、実は8割が①ノンバーバルによって情報を得ている、と言われています。しかし、対面で会話している場合は①でも情報を伝えることが出来ますが、昨今は対面の場は減り、オンラインでもメールやSNS、メッセージアプリなどの、文字情報のみのやり取りも増えてきました。文字のみで交流する中で、普段なら顔の表情などから「疲れてるってわかってくれるよね」と、特に言葉で疲労を表現していなかった場合には、上手く相手に疲労を伝えられず、最終的には相互理解を阻害することになってしまいかねません。コミュニケーションでは、まずは「言語」で理解しておく必要があります。2.「空気読め」はコミュニケーションにとっては害空気を読む・読まない・読めないなどもよく言われることですが、私は前から必要ないスキルだと思っています。もちろん、冠婚葬祭などで場にそぐわない振る舞いをすることはNGですが、それは「空気」ではなく「マナー」の話です。空気よりはずっと分かりやすく形式化されて
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ヴィゴツキーの発達の最近接領域に触れる

こんにちは!心理学客員研究員の原です。今日は子どもの発達にとってとても大切なテーマであるヴィゴツキーの発達の最近接領域について書いていきたいと思います。このテーマを述べる前にヴィゴツキー認知発達理論について少し触れますね。ヴィゴツキーは他者とのコミュニケーションの道具として言葉は獲得されると考え,5~6歳頃になると分化が生じて思考のための道具として言葉は内在化されると考えました。そして,コミュニケーションに用いる言葉を「外言」,思考の際に用いる言葉を「内言」と呼びました。この年頃になるとあらわれる子どものひとりごとは外言から内言への過渡期と考えました。このようなヴィゴツキーの認知発達理論の提唱は,発達心理学や教育心理学分野に大きな影響を与えました。特に大きな影響があったのは,発達の最近接領域です。ヴィゴツキーは,子どもの認知発達は2つのレベルで行われていると仮定しました。1つは,「現在の発達レベル」でこれは自分の力でできることを意味します。もう1つは,「発達の最近接領域」といわれる大人や友達にときには手伝ってもらい,またときには見守られながら時間をかけて自力でできるようになっていくことを意味します。発達の最近接領域というのは教育場面で重要であると考えられ,ヴィゴツキーは,人間のもつ高次精神機能である思考などの認知機能を発達させるときに発達の最近接領域を教育者の側が適切に認識し,そこに働きかけることで教授ー学習過程は効果的になると考えました。ヴィゴツキーはあまり注目されなかったですが,とても大きな功績を残している研究者です。特に,発達の最近接領域や次回に書く社会的構成論的アプロー
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