絞り込み条件を変更する
検索条件を絞り込む
有料ブログの投稿方法はこちら

すべてのカテゴリ

1 件中 1 - 1 件表示
カバー画像

霊感のある宇宙人な娘と天国のおじいちゃん

みなさん、お疲れ様です。 前回の続きです。 お義父さんが亡くなったことを ジジ大好きなランに伝えに行った。 「ジジ死んじゃった」と伝えると 「今ジジが私の部屋に来たから ママに伝えに行こうと思ったの」 そしてランは大きくなってから 初めてくらい大泣きした。 「ジジ今ここにいたもん」 「ジジ死んでないもん」 旦那の実家につくまでずっと声を出して泣いていた。 もちろん、私もケイトもルリも。 それほどみんなジジが大好きだった。 ジジの亡骸に対面しても ランは 「だってジジ泣きながら 椅子に座ってるよ」 「ババのこと心配そうに 近くにいるよ」 「いま、換気扇の下で たばこ吸ってるよ」と教えてくれた。泣いたりお義父さんを見たことで 体力を使い果たしたランは眠りについた。 翌日になるとジジの姿はハッキリと 見えなくなってしまったらしい。 でもぼんやり大きい男の人の存在は 感じていた。 ランはこの日も泣き続けた。コロナ禍だったので、親族だけで お通夜と葬儀を同日に行った。 葬儀会者のスタッフもあまりに孫達や私が泣くので私の事を実の娘だと勘違いしていた。「お孫さんに愛された優しい おじい様だったんですね」と言う言葉にますます涙が止まらなかった。その姿を見た実の父が「俺の時はみんなあんなに 泣かないだろう」と言ったそうだ。当たり前だ。人としての器が全く違う。比べること自体失礼だ。きれいなお花に囲まれ 棺で眠るお義父さん。 ルリとお義父さんの顔を撫でながら 「お義父さんどこにいますか? 教えて下さい」と言った。すると飾ってあった花の葉が一枚ヒラヒラ揺れた。 3秒くらいゆっくりヒラヒラと。 ルリと思
0
1 件中 1 - 1
有料ブログの投稿方法はこちら