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中小企業経営のための情報発信ブログ275:日本のいちばん長い日

今日もブログをご覧いただきありがとうございます。さて、今日8月15日は終戦記念日です。 半藤一利著「日本のいちばん長い日」(文春文庫)を紹介します。半藤氏は元文春・文藝春秋の編集者で歴史探偵と呼ばれ、多くの著書を残されています。昨年の1月12日に90歳で逝去されました。先日半藤氏の「日本のリーダーはなぜ失敗するのか」という本を紹介しましたが、これは太平洋戦争を通じて歴史家としての視点からリーダーシップのあり方を論じた本でした。 今日紹介する「日本でいちばん長い日」は、「昭和20年8月6日、広島に原爆投下、そして、ソ連軍の満州侵略と最早日本の命運は尽きた・・・しかるに日本政府は、徹底抗戦を叫ぶ陸軍に引きずられ、先に出されたポツダム宣言に対して判断を決められない。8月15日をめぐる24時間を、綿密な取材と証言をもとに再現する、史上最も長い一日を活写したノンフィクション」です。 現在のコロナ禍は、客観的なデータを軽視しご都合主義的な戦略策定で戦争に突入、日本を敗戦に導いた太平洋戦争の状況に酷似しています。 確かに、「決断できない、現場を知らない、責任を取らない」とう日本型リーダーの典型は今も太平洋戦争時も同じです。しかし、少なくとも太平洋戦争時のリーダーや政治家は国や国民のことを最優先に考え、自らの命を賭け、リーダーや政治家としての覚悟は持っていたように思います。一部団体と密接な関係を築き、私利私欲に走り、国民のために働くという信念や覚悟を持った政治家がいかに少ないか、嘆かわしいところです。 中小企業の経営者は、自らの資産を担保に金融機関から融資を受けて経営を行い、失敗すればすべてを
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