パワーストーン 1

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占い
 さて対面占いに行くときは、ガラス玉を持っていくのだが、形以外何の効果もない。阿字観の草にするくらいだ。岩塩が魔除けにいいということで持ってはいるが醤油が切れるとなめているので半分くらいになってしまった。残りの人生毎日舐めても舐め切らないと思うので、気にせず舐めている。
 また、本物のパワーストーンは昔に比較してかなり高くなってきていてそれだけ資源も枯れてきているのかもしれない。昔パワーストーンを集めてたなんて言う母親がいたら譲ってもらうのも安く手に入れる方法の一つだろう。
 またパワーストーンには人の個性それぞれに合うもの会わないものがあるから、まあ一つずつ頬ずり寝ずりしつつその電磁気の流れを感じてもらいたい。もちろん電導性だけでないほかの要素もこれから素粒子の発見などで展開する可能性もあるから、そこいらがパワーストーンの曖昧な商売ネタでもある。
 残念ながら私はパワーストーンの商売はしない。人により効くもの効かないもの、+のもの-のものなどいろいろあり、それは本人が触ってみてもらうのが最もいいのだが、必ずしも本人が好きな色とは限らないのが注意点で、売る立場では好きなもんを売っていればいいが、なんだかんだ長続きしないとリピーターにもならず大口展開も無理な小間物売りになってしまう。
 また、溶かして固めた水晶や、溶かして作ったガラス玉、鍾乳石、大理石などより結晶体の方が強く作用する。水晶、ダイヤモンド、ルビー、などであるが、結晶といえば太陽光パネルも金属結晶を用いているので人によりいい気分になる人もいるかもしれない。
 また子供の時幸運の石であっても、大人になって仕事をしたらその石はどこかに亡くなってしまい、新しい石を拾うか買うかしているなどという話もよくある。自分の成長により、石も波長の合うものを選んでいくことが必要だから、無意識にそれをやっているということだ。
 私もすべての鉱石を試しているわけでないので、触ったのは標本で売っている200種類くらい。あとは名パワーストーンなどだ。
 そして私が愛用していたパワーストーンはサファイアだったが本物はぶっ高いのでロシア製の合成サファイアを持っていた。ダイヤモンドは永遠の輝きというけれど、ちくちく光が目に刺さって避けてしまう。あんまりダイヤモンドは好きではないが、カッターや研磨では合成ダイヤの世話になっている。ダイヤも本物は柔らかいが、合成ダイヤは強すぎることもあるかもしれない。
 まあ、統一教会の10万の壺の話はそこいらじゅうで聞くので、焼き物はどうかということになると、七宝焼きはベースが銅なので銅と相性のいい人はよかろうといえる。ないということはないかもしれないが、結晶よりは弱いだろうし、このシリーズが終わったら書くもう一つのパワーアイテムのほうがもっと強いと感じる。
 お子さんが興味を持って持っている石、拾いに行った水晶、河原で拾った輝く石など、その子の人生の光になることがあるから、むげにそんなものとか言わず預けておくのが子供にとってはうれしい。私も小学校に入る前から、河原の推奨のあるでかい石や、うちの山に戦争中にほって錫や鉛を取った鉱山跡などに行って色々集めてきていた。まだ水晶はどこかにあるのではないだろうか。そんな人生を共にするパワーストーンは運命にもかかわってくることに気が付いたなら、使わない手はない。
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