ご挨拶と近況報告

皆様、こんにちは。黒水晶リリスです。

初ブログになります。

皆様に、ご挨拶です（╹◡╹）♡

こちらのブログでは近況や精神世界、veganismあれこれについて語りながら、皆様と関わっていきたいと思います。

ブログを読んでの意見や感想等、お氣軽にコメントやDMをくださいね。

さてコロナ禍の中、皆様はいかがお過ごしでしょうか？

緊急事態宣言が延長されましたね。

職を失ってしまった方々もいらっしゃるでしょう。

人それぞれ、直面している課題があると思います。

「そうした課題を、どう乗り越えるか？」

そのためのヒントを占いやヒーリングといった観点から提供するのが私の役割ですね。

精神世界の話とはまた違った話題にはなりますが（近況ですね）私は読書読書の日々です。

自粛とは関係なしです（笑）

今は読書期間…なのです。

他のSNSでも本については語っておりますが、せっかくなので、こちらのブログでも語りたいと思います。

私は英文科卒なので、英米文学は比較的多く読むようにと心がけております。

それでも読書量は少ないですね(；´Д`A

２ヶ月前あたりに読んだのは「新アラビア夜話」。

知っている人、読んだことがある人も多くいらっしゃるでしょう。

しかしスティーヴンソンは新アラビア夜話よりも「ジキル博士とハイド氏」の方が有名ですね。

ジキル博士とハイド氏は面白いので必読。

教養として読んでおくべき１冊でもあります。

で、新アラビア夜話の「自殺クラブ」には惹かれるものがありますね。

死は私を惹きつけるものの１つです。

苦痛を終わらせるもの。

自殺クラブは苦痛を終わらせたい人たちが集まる場所です。

そこでは殺す人が選ばれ、殺される人が選ばれる。

新アラビア夜話はボヘミアの王子が娑婆の世界の（笑）事件に首を突っ込み、解決していく…全体的には、そういった流れです。

そう。要するに。

暴　れ　ん　坊　将　軍　で　す　。

笑

暴れん坊将軍が好き層にウケるかどうかはともかく筋は同じですよね。

娑婆の人間は、お上の人間が、やたらと庶民に寄り添い善業を尽くすスタイル（庶民から見ての善業）が大好きです。

物語というものは人の理想を表すものですし、いかに人にウケるものを生み出すか、といった観点も大事ですから、それに関してどうこうという氣持ちはありません。

ただ今、目の前で起こっている出来事をシビアに見る力も必要だと思います。

しかし一方では、こうした、この物語（特に暴れん坊将軍）でいえば、お上の庶民派スタイルですが。

こういった理想の形を見て、「自分も、こんな風に生きたい」というパッションを持つ人も現れるでしょうね。

暴れん坊将軍に影響を受けましたとかカッコよくね？（褒めてない）

同時に「王子」という誰もが羨む立場の人間に対する憧れといった感情も、こういった物語からは感じられます。

庶民に寄り添う心優しき王子。ヒーローですね。

自分自身に無力感を感じる人はヒーローが助けに来ることを夢想するのでは。

自分自身に無力感を感じる人は白馬の王子様とのシンデレラストーリーを夢想するかもしれません。

白馬を使役するのは不当な動物搾取ですから、やらないで欲しいところですね。

といっても現代の王子様であればベンツ？フェラーリかな？（笑）

王子という立場に憧れる方が多いのも、よくわかるのですが、私は出生による差別に反対している立場ですので「王子」という立場を生み出すのは反対ですね。君主制反対です。

差別といった問題、あるいは、それ以外の問題に関してもですが、「自分には直接的な影響がないからいいや」といった姿勢の人が何と多いことでしょう。

弱者やマイノリティの立場向上のためには彼らが声をあげるだけでなく、大衆が動かねば変わりません。

無関心こそが世界をダメにしているのです。

「彼らが最初共産主義者を攻撃したとき」という有名な詩があります。

ナチスが最初共産主義者を攻撃したとき、私は声をあげなかった

私は共産主義者ではなかったから

社会民主主義者が牢獄に入れられたとき、私は声をあげなかった

私は社会民主主義者ではなかったから

彼らが労働組合員たちを攻撃したとき、私は声をあげなかった

私は労働組合員ではなかったから

そして、彼らが私を攻撃したとき、私のために声をあげる者は、誰一人残っていなかった

無関心でいるでしょうか？

しかし自身の保身のためだけでなく、世界をより良い場所にするという意志を持って行動していただきたいものです。

誰かの痛みのために行動を起こせないのであれば無関心であることに変わりはありませんから。

さて…熱く語ってしまったわけですが(；´Д`A

自粛のおともに読書はいかがでしょう？

本は心の栄養ですね（╹◡╹）♡

スティーヴンソンの本は児童書でも出版されていますから、コロナで学校に行けない、お子さんに…教養としてプレゼントしてあげるのも良いと思いますよ。

ところで今朝は、こんな訪問者が…

バッタ？キリギリス？

そこはビビるからヤメて欲しいナ〜(；´Д`A