「徳を積んでます」アピールはイタい

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たまに、

「徳を積んでいます」
「徳を積むためにやっています」

と宣言している人を見かけることがあります。

【徳を積む】とは・・・

善行・徳行を重ねて実践すること、善い行い・徳の高い行い・気高く立派な行いを(一度ならず幾度も)積み重ねること。および、そうした立派な行動の積み重ねによって、人徳を高めること、あるいは神仏の加護を得ようとすること。

引用元:辞典・百科事典の検索サービス - Weblio辞書

徳を積むことの意味としては「自ら積みに行く」ことに間違いはないようです。

しかし、人前で「徳を積んでいるんです」と宣言することは、「私は立派な行動を積み重ねているんです」「私って立派でしょ?」と、承認を得ようとしている欲求のアピールとなり、それは、本来の徳を積むという言葉の意味とは少しズレてくるのではないでしょうか。

徳を積むとは、神聖な行いです。

神社にお参りした時に静かに祈りをささげるように、自分の心の中で誓いを立て、人知れず日々の善行に励む。

そのように、徳は静かに自然に積まれて行くものなのだと思います。

徳がある・徳が高い人というのは、徳を積み重ねることを特別なこととは捉えていないのです。
日々無意識下で善行を積み重ね、それによって返ってきた恩恵や幸運でさえも日常の出来事。その領域は、もはや神の領域と言っても過言ではないのかもしれません。

そんな人が、誰かに向かって「徳を積んでいるんだ!」とわざわざ言うでしょうか?

人が見ていてもいなくても、善行であるかどうかが分からなくても、自分にできる目の前の事を地道にやっていくことが、有意義なのだと思います。


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