Irisを他のツールと組み合わせる

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マネー・副業
Irisを使ってくださっている方から、こんなご質問をいただくことがあります。「他のインジケータと一緒に使っても大丈夫ですか」「自分の手法に組み込んでもいいですか」と。

答えは、もちろん大丈夫です。今日は、Irisを他の道具とどう組み合わせるか、という話を書いてみます。


まず技術的なことをお伝えしておくと、Irisに移動平均線やピボット、マルチタイムフレーム系のインジケータなどを重ねても、問題なく動きます。それぞれが独立して計算・表示されるので、他の道具を足したことでIrisのサインがおかしくなる、ということは基本的にありません。ですので、ご自身の見慣れた道具があれば、遠慮なく一緒に並べていただければと思います。

そのうえで、私がおすすめしたいのは、道具を足し算で増やすのではなく、役割分担で組み合わせるという考え方です。


インジケーターをたくさん表示すると、なんだか強くなった気がします。けれど実際には、あれもこれもと見ているうちに、どれを信じればいいのか分からなくなって、かえって判断が鈍ることが多いのです。大事なのは数ではなく、それぞれの道具に何を担当してもらうかをはっきりさせることだと思っています。

たとえば、Irisは方向と決済の目安を示すのが得意です。ラインの色で今どちらを向いているかが分かり、水平線で利確・損切りの目安も見える。ならば、Irisには「方向とゴールの管理」を任せる。そのうえで、たとえばピボットや直近の高値安値を「止まりやすい場所の目印」として重ねる。移動平均線を「大きな流れの背骨」として添える。こんなふうに、役割をずらして組み合わせると、道具同士がぶつからず、お互いを補い合ってくれます。

組み合わせ方の一例として、よくご相談いただくのが、上位足と下位足の使い分けです。上位足でIrisのラインが一方向に伸びている、つまりトレンドが出ている。そういうときに、下位足に切り替えて、同じ方向のサインが出たところで乗っていく。特に、トレンドの途中で一度価格が軽く戻して、そこから再び上位足の方向へ動き出す、
いわゆる押し目や戻りからの second wave、二段目の波は、狙いどころとして面白い場面です。上位足で「方向」を、下位足で「タイミング」を担当してもらう。これも立派な役割分担です。


ただ、ひとつだけ気をつけたいことがあります。道具を組み合わせるほど、条件は増えていきます。条件が増えれば、その分エントリーの機会は減ります。

これは悪いことではなく、むしろ厳選できているということなのですが、フィルターをかけすぎて「一日中一回もエントリーできない」となっては、本末転倒です。組み合わせは、あくまで自分が納得して待てる範囲で。増やしすぎたと感じたら、思い切って一つ外す勇気も、同じくらい大切だと思います。

道具は、多ければ強いわけではありません。それぞれの役割を理解して、自分の手に馴染ませていくこと。そうやって少しずつ組み立てた自分なりの形は、借り物ではない、ご自身の武器になっていきます。Irisも、その組み立ての中で、一つの頼れる部品として使っていただけたら嬉しいです。

もちろん、相場に絶対はありませんから、どんな組み合わせも一度はデモや記録で試して、自分に合うかを確かめてみてくださいね。そのひと手間が、遠回りのようでいて、いちばん確かな近道だと思います。



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