こんにちは、占い師の清龍です。
私は占いをしていると、時々こんなことを感じます。
**人は「未来が知りたい」と言いながら、本当は「自分の心を知りたい」のではないか。**
恋愛のご相談なら、
「彼と復縁できますか?」
仕事なら、
「転職したほうがいいでしょうか?」
人生についてなら、
「これから運気は良くなりますか?」
もちろん、占い師として運気や流れを読み解くことは大切です。
けれど、その言葉の奥には、別の気持ちが隠れていることがあります。
「もう傷つきたくない」
「自分の選択に自信が持てない」
「誰かに大丈夫と言ってほしい」
「この苦しさから抜け出したい」
私は、むしろそこに目を向けます。
### 私は「当てる」だけの占いをしたくありません
未来を言い当てることだけが占いなら、結果を伝えれば鑑定は終わります。
でも、私はそれだけでは少し寂しいと思っています。
なぜなら、人生を生きるのは占い師ではなく、相談者様ご本人だからです。
たとえば、カードに良い未来が現れたとしても、心が疲れ切っていれば、その未来へ向かう力が出ないことがあります。
反対に、厳しい結果が出たとしても、
「では、どうすれば流れを変えられるのか」
「今の自分にできることは何なのか」
そこまで一緒に読み解くことができれば、占いは単なる未来予測ではなくなります。
私は、**占いとは運命に従うためのものではなく、自分の人生を取り戻すためのもの**だと考えています。
### 心が疲れている時は「運が悪い」と感じやすい
何をやってもうまくいかない。
人間関係にも疲れた。
恋愛もうまくいかない。
仕事でも嫌なことばかり起こる。
そんな時、
「私は運が悪いのでしょうか?」
と相談されることがあります。
けれど私は、すぐに「運が悪い」とは考えません。
心が疲れていると、普段なら流せる出来事まで重く感じることがあります。
そして、一つ嫌なことが起きると、
「やっぱり私はダメなんだ」
「また悪いことが起きるかもしれない」
と、不安が次の不安を呼んでしまいます。
だから私は、運勢を見る時にも、相談者様の「今の心」を大切にします。
運気だけを見て、人を見ない。
そんな鑑定にはしたくないからです。
### 占いは「心の鏡」になることがあります
占いには、不思議なところがあります。
カードや命術から出てきた言葉をきっかけに、
「そうなんです。本当はずっと辛かったんです」
と、相談者様が初めて本音を話してくださることがあります。
私は、この瞬間をとても大切にしています。
占いによって突然人生が変わったわけではありません。
その人の中にずっとあった気持ちが、占いをきっかけに表へ出てきたのです。
だから私は、占いを一方的に「答えを与えるもの」とは考えていません。
**占いは、自分でも気づかなかった心を映す鏡にもなる。**
そう考えています。
### 「未来を当ててもらう」から「未来を選ぶ」へ
未来には、まだ決まっていない部分があります。
だからこそ私は、
「こうなります。以上です」
という鑑定より、
「今はこういう流れがあります。では、あなたはどうしたいですか?」
という鑑定を大切にしています。
占い師が相談者様の人生を決めてはいけない。
私はそう思っています。
占い師にできるのは、暗い道に小さな灯りを置くこと。
道を歩くのは、その方自身です。
右へ進むのか。
左へ進むのか。
少し休むのか。
もう一度挑戦するのか。
その選択権は、いつでもあなたにあります。
### 心が疲れた時こそ、答えを急がなくていい
恋愛で傷ついた時。
人間関係に疲れた時。
仕事を辞めたいと思った時。
人生そのものが分からなくなった時。
人は早く「正解」を見つけたくなります。
でも、心が弱っている時ほど、答えを急がなくてもいいのです。
まずは、
「私は今、何に傷ついているんだろう」
「本当は何を望んでいるんだろう」
そこを見つめる。
占いは、そのための一つの方法にもなります。
私は未来を見る占い師ですが、未来だけを見ているわけではありません。
**未来を作っていく「今のあなたの心」を、何より大切にしたい。**
それが私の鑑定に対する考え方です。
もし今、心が疲れているのなら、
「どうすればいいですか?」
だけではなく、
「私は本当はどうしたいのでしょう?」
と問いかけてみてください。
そこに、あなた自身もまだ気づいていない答えが眠っているかもしれません。
そして、一人では心の糸をほどけない時には、占い師を頼るという選択肢もあります。
未来を決めてもらうためではなく、
**自分の未来を、自分でもう一度選べるようになるために。**
私は、そんな占いを届けたいと思っています。
清龍