恋愛も不安、仕事も不安、家族もなんだか不安、世の中不安だらけです。
この不安にまんまとひっかかってはいけないということを知ってください。
多くの政治的な仕掛けや戦争は不安をあおってくるところから始まります。
多くの保険も不安が土台、戸建てを持っていた方が老後安心ですよという宣伝文句も不安が土台、冷蔵庫になんにもないと飢えてしまうと思うのも不安が土台。1日くらい食べなくても死にません。私達がそう思ってしまうのは、毎日毎日冷蔵庫にたくさんの美しい食品が入っている電化製品のCMを見ているからかもしれません。
なので、なんだか不安になって来たと思った時「あれ？私どうして今不安になっているんだろう？」としっかりとその漠然とした不安をみてください。そして数秒ながめて「これは本当の不安とは少し違うな」と思ったら吹き飛ばして無視してください。
コツは『短い時間で判断する』そして『本当に理由がない場合は無視』
例えば、あなたが病気になったとしたら「生活ができなくなるかも」「仕事がなくなるかも」「死んでしまうかも」「寝たきり？」といろいろな不安と心配がやってくることでしょう。もちろんできれば病気になどなりたくない。でもそこに不安を積み重ねても病気は治りません。
生活ができなくなることが本当にあるでしょうか。一時的に苦しくなるかもしれませんが、いろいろなセーフティーネットを使えます。多くの人が助けてくれます。仕事もすぐにクビになるでしょうか？会社と交渉しなきゃと思うのが先ですね。死んでしまうかも？人はみんなどこかで死にます。自分の計画より早めに死んでしまわないように治療が始まるのです。寝た切り？どうでしょうか？治療とあなたの気分が治ることを信じれば寝たきりということはないでしょうし、例え寝たきりになってもやりたいことはできます。
と、みなさんの不安に対してこんなことを言っても「でも」「でも」と言われて、またひっくり返されてしまうのですが、100人に1人くらい「あ、本当にそうですね。」と言って笑って乗り越えてくださる方がいます。そのために占い師がいます。
こういう不安って、「〇〇になったら」というまだ来ていない未来の不安です。今心配してもしかたない。そうならないように今何をする方がいいのかを考えてください。そして未来の不安は吹き飛ばしてしまいましょう。
病気かもと思ったら病院へ行けばいいですし、病気だとわかったら治療すればいい。保険会社に申請して、会社に電話して、友人にヘルプを求める。いかに入院生活を楽しむのかを考える。それだけです。
病気を例にしましたが、仕事が上手く行かない人も、恋愛が上手く行かない人も、遠い未来の心配をしないでください。不安になったら「あれ、私何を一体不安になっているんだろう？アハハ」と笑い飛ばして、無視するのが一番なのです。
そして、付け加えるなら、病気になったことを自分の人生すべてに対する免罪符にしないということ。「私病気になったから仕事できない」「病気だからしかたないでしょう」とどんどん性格が悪くなる人がいるかもしれません。
今回は病気をひとつの例にしていますが、恋愛でも、仕事でも、ご近所でも同じです。不安があなたの未来に大きなエネルギーと方向性を持たせます。それも不安の方向へ。そうするともっと不安になります。
未来の安心は今日のあなたが何をしているのかで決まります。今のあなたがどんな気分で過ごしているのかで決まります。なんとなくでもいいので「いい気分」をみつけて、不安な気分は無視して、落ち着いた楽しい時間を過ごしてください。
