納得しないと体は動かない

私は医者ではないので、あくまでも私の感覚としてお読みいただきたいのですが、体と言うのは、頭が、いいえ、気持ち（心）が納得しないと動かないということです。

例えば、誰かと対峙しているとき体が緊張して固くなってしまう時、用心しているという心の現れだというのはご理解いただけると思います。つまり、その人とエネルギーが流れる状態や、やり取りできる状態にしたくないのです。

腰が痛い、足が痛い時は、どこかに行きたくないのです。頭が痛い時は考えたくないのです。口内炎ができている時は、きっと言えない事を我慢しているとか、いっちゃいけないことがあるとか、そういう時なんだと理解しています。

ついさっきまで、眠くて眠くて、そして体もだるくて、ちょっと横になろうと思ったのです。そして横になったのですが、なかなか眠れない。

そんな時、この体の疲れはどこから来ているのだろうと考えていた時に、体の中のエネルギーが上手く流れていないなぁと感じたのです。だからちょっと体を動かしてみた。でも動きません。

そして感じてみた。今日は数日頑張った後の休日だから、いつもよりゆったりした感じでいいと。そして突っ張っている場所を意識してリラックスしていいと声をかけました。

数分後。目はぱっちりと開き、眠気が取れました。それまでなかなか出なかったトイレにも行けました。たった数分のできごとです。きっとどこかで心の何かをブロックしていたのですね。それが体に出ていた。そう思います。

体の疲れや、痛み、そのほかの症状は、心がそうさせている時があるのだと、つくづく実感したのです。だからこそ、自分の心との対話は大切な現代のツールの一つだと思うのです。