子供の前では親の意見は統一してあげてください。

厳しい中学受験を

乗り越えてこられたお父様からすると、

ぬるい勉強をしているご子息を見ると

イラッとします。

そんな中途半端にやるなら、

中学受験なんて辞めろ！

高校受験にしろ！

最近、本当によくあるパターンです。

一見その通りに思えるのですが、

一点だけ事実誤認があります。

お父様は

『高校受験の時は

精神的にもっと成長している前提』

のお話なんです。

ただ、

現実にはほとんど変わらず

あっという間に中3になります。

ですので、

このままだと高校受験でも

同じことが起こります。

さらに、

中学受験であれば合格できた学校も、

高校受験だと合格できなくなります。

(特に真ん中から下の学校に当てはまります。)

そのため、

中学受験の時に入っておけばよかった、、、ということになりかねません。

高校受験を目指すにしても、

ここまで来たら

今すぐ中学受験から撤退せずに

やるだけやらせて精神的な成長を

促した方がいいです。

(４年生や５年生であれば

潔く撤退してしまった方がいいです。)

『頑張ったのに落ちる』

というのは辛い経験ですが、

『自分の努力が足りなかった』

と気づける良い機会です。

親のせいにできない

人生で初めての経験です。

長年培ってきた悪い癖を

一掃できるぐらいの最高のチャンスです。

親が守ってあげられるうちに、

しっかりと失敗させておくのも大切です。

中学受験まで半年を切りました。

高校受験を目指すにしても、

ここまでやってきたことを無駄にせずに、

次のステップにぜひ活かしてあげてください。

ご不安なこと、気になることがあれば、お気軽にご相談してくださいね。