自分の気持ちが追いつかないまま、真剣交際に進んでもいい?

自分の気持ちが追いつかないまま、真剣交際に進んでもいい?

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こんにちは。
京都の結婚相談所 千乃鶴(IBJ連盟) 
仲良し夫婦を増やす仲人 前川千恵です。

質問箱へご相談をいただきました。ありがとうございます。

今回は、「本音で話せる関係は築けているけれど、自分の気持ちが追いつかず、真剣交際に踏み切れない」というお悩みにお答えします。

 本音は話せる。でも、気持ちが追いつかない


ご相談の内容を要約してご紹介します。

相談所で婚活を始めて約10か月。初めて、真剣交際を本気で検討したいと思えるお相手に出会えたそうです。

心を開くのに時間がかかるご自身も、その方には結婚への考えや懸念事項を本音で話せる関係を築けている。

一方で、一緒に日常生活を送るイメージが持てず、感情面のやり取りに温度差やズレを感じているとのこと。

「真剣交際へ進む判断軸の中で、『自分の気持ち』が抜け落ちている感じがします。気持ちが追いついていないまま進んでも、その先うまくいかない可能性が高いのでしょうか?」

というご質問です。

 POINT|今の気持ちだけで、その先が決まるわけではありません


気持ちが追いついていないからといって、この先もうまくいかないと決まったわけではありません。

一緒に過ごす中で、相手への理解が深まり、気持ちが育つこともあります。

ただし、「真剣交際に進めば、気持ちもついてくるはず」と、今感じている温度差やズレを置き去りにする必要もありません。

まずは、何が気持ちにブレーキをかけているのかを確かめてみてほしいと思います。

まだお互いをよく知らないために、生活のイメージが持てないのか。

気持ちを伝えたときの反応に、寂しさや戸惑いを感じているのか。

それとも、真剣交際に進むこと自体にプレッシャーを感じているのか。

同じ「気持ちが追いつかない」でも、その中身によって、次に確かめたいことは変わります。

 POINT|本音を話せる関係を築けたことは、大切な前進です


心を開くのに時間がかかるご自身が、結婚への考えや不安を本音で話せる方に出会えた。それは、大切な前進だと思います。

ただ、「本音を話せること」と「この方と結婚したいと思えること」は、別々に確かめてよいものです。

ここまで関係を築けたからといって、必ず真剣交際へ進まなければならないわけではありません。

次に目を向けたいのは、「この方と、さらに関係を育てていきたいと思えるか」という、ご自身の気持ちです。

 POINT|話せていても、気持ちが通じているとは限りません


結婚について、お互いの考えや希望を話し合えることは大切です。

そのうえで、気持ちを伝えたときに「分かってもらえた」と感じられるか。相手の気持ちにも関心が向くか。そうした感情のやり取りにも目を向けてみてください。

例えば、不安を話したとき。

解決策を一緒に考えてもらうことで安心する人もいれば、まず「それは不安になるよね」と気持ちを受け止めてもらいたい人もいます。

解決策を伝える側は、力になりたいと思っているかもしれません。でも、共感してほしい側は「気持ちを分かってもらえなかった」と感じることがあります。

こうした違いが、温度差やズレにつながることもあります。

その希望をまだ伝えていないのか。伝えたうえで、理解してもらえないと感じているのか。

「何となく気持ちが高まらない」で終わらせず、具体的な場面を振り返ってみましょう。

 自分の気持ちを確かめる5つの問い


正解を出そうとせず、浮かんできた言葉をそのまま書いてみてください。

すぐに答えが出ない問いがあっても大丈夫です。

 ① この方と、これからどんな関係になりたいですか?


真剣交際に進むべきかをいったん横に置いて、ご自身の希望を確かめてみましょう。

もっと会いたい。
もう少し知りたい。
一緒に過ごす時間を増やしたい。

あるいは、今の距離がちょうどよい。少し離れるとほっとする。

どんな気持ちも、まずは否定せずに受け止めてみてください。

 ② 温度差やズレを感じたのは、どんな場面でしたか?


どんな話をして、相手からどんな反応が返ってきたのでしょうか。

そのとき、ご自身は寂しかったのか、戸惑ったのか、気を遣ったのか。

例えば、「不安を伝えたら、すぐに大丈夫と言われて、それ以上話せなかった」など、一つの出来事として書いてみると整理しやすくなります。

相手の言葉や行動と、それを受けて自分が感じたことを、分けて振り返ってみましょう。

 ③ そのとき、本当は相手にどうしてほしかったですか?


話を最後まで聞いてほしかった。
まず気持ちに共感してほしかった。
相手の気持ちも言葉で教えてほしかった。

そんな希望はありませんでしたか?

そして、その希望を相手に伝えたことはあるでしょうか。

例えば、

「一緒に考えてくれてありがとう。まずは、何が不安なのかを少し聞いてもらえるとうれしいです」

と伝えてみる方法もあります。

伝えたときに、相手が理解しようとしてくれるか。その後のやり取りがどう変わるかも、大切な判断材料になります。

 ④ 今より少し、相手と近づきたい気持ちはありますか?


結婚の確認事項以外にも、相手の日常や気持ちをもっと知りたいでしょうか。

うれしいことがあったときに伝えたい。
困っていたら力になりたい。
何でもない時間も一緒に過ごしてみたい。

そうした気持ちはあるでしょうか。

隣に座ったり、手をつないだりしてみたいかも一つの目安ですが、それだけで判断する必要はありません。

「まだ緊張する」のか、「この方とは近づきたくない」のか。ご自身の感覚を確かめてみてください。

 ⑤「今は真剣交際に進まなくてもいい」としたら、どんな気持ちになりますか?


ほっとするでしょうか。それとも、もう少し向き合いたいと感じるでしょうか。

ほっとした場合も、相手から離れたいのか、「決めなければ」というプレッシャーから解放されたのかでは、意味が違います。

また、ご縁が終わることを寂しく感じても、その方を失うのが寂しいのか、婚活をやり直すことが不安なのかは、別に確かめてよいものです。

気持ちだけで即決するための問いではありません。その気持ちがどこから生まれているのかを知るための問いです。

日常生活のイメージは、小さな体験から確かめてもいい


今回のご相談には、「一緒に日常生活を送るイメージが持てない」というお話もありました。

頭の中だけで、結婚後の生活を思い描くのは難しいこともあります。

例えば、いつもの食事デートに加えて、一緒に買い物をする、散歩をする、休日の過ごし方を話すなど、普段に近い時間を過ごしてみる方法もあります。

そのときに、

・自分の希望を自然に伝えられるか  
・二人の希望が違ったときに相談できるか  
・何でもない時間にも居心地のよさを感じるか  

を確かめてみてください。

無理に結婚生活を想像するより、実際に一緒に過ごしたときの感覚が、判断のヒントになることもあります。

自分の気持ちも、大切にして選んでください


真剣交際に進むとき、必ずしも強いドキドキや、一切の迷いがない状態を求める必要はありません。

ただ、「進むべきだから」という理由だけでなく、「この方をもっと知りたい」「この方と関係を育てていきたい」という、ご自身の意思は大切にしてほしいと思います。

以前の記事でご紹介したチェックリストも、項目を満たすために頑張るものではありません。今の関係や、ご自身の気持ちを確かめるためのものです。

振り返って出てきた言葉は、担当の仲人さんにも共有してみてください。

必要に応じて、お相手にも気持ちや希望を伝え、その後のやり取りを確かめながら判断していきましょう。

お相手を大切にするように、ご自身の気持ちも大切にして選んでくださいね。

ご自身の状況に合わせて個別に相談したい方は、ココナラのプロフィールから婚活相談サービスをご覧ください。

今感じている迷いや、うまく言葉にできない気持ちを、一緒に整理していきましょう。
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