値下げの前に確認したい。「見られていない」のか「選ばれていない」のか

値下げの前に確認したい。「見られていない」のか「選ばれていない」のか

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ビジネス・マーケティング
商品が売れないとき、すぐ値下げを考えていませんか?

値下げは選択肢の一つですが、原因を確かめずに価格だけを変えると、利益を減らしたのに状況が変わらないことがあります。まずは「商品が見つけられていない」のか、「ページを見た人が購入を決めていない」のかを分けてみましょう。

■ 1. 商品を一つ選び、比べる期間をそろえる

最初に、確認する商品を一つ決めます。比較する期間は同じくらいの長さにそろえ、曜日、季節、セールや広告の有無もメモします。条件が違う期間同士を比べると、価格以外の変化が混ざってしまうためです。

商品が販売中か、在庫切れや選べないバリエーションがないかも先に確認します。

■ 2. 表示・閲覧・注文を分けて見る

販売先の管理画面で確認できる範囲で、表示回数、商品ページの閲覧数、注文数などを見ます。指標名や確認できる内容は販売先によって異なります。

・表示や閲覧が少ない場合:商品名、カテゴリ、掲載状態、在庫、検索される言葉などを確認します。
・ページは見られているのに注文が少ない場合:商品画像や説明、送料を含む支払総額、到着予定、選択肢の分かりやすさを見直します。
・注文はあるのに手元に残りにくい場合:値下げの前に、仕入れ額、販売手数料、送料、梱包費、広告費などを差し引いて採算を確認します。

■ 3. 値下げ後に残る金額を計算する

簡易的には、販売価格から仕入れ額、販売手数料、送料、梱包費、広告費などを引いて、商品ごとの残額を確認します。これは状況を見直すための目安で、税務・会計上の利益計算とは異なります。

価格を比べるときは、同じ商品か、送料や付属品などの条件が近いかも確認しましょう。価格だけを見て比較すると、条件の違いを見落とすことがあります。

■ 4. 一度に変えるのは一つだけ

原因の見当がついたら、商品名、画像、送料、価格などのうち一つだけを変更し、変更日と確認する期間を記録します。複数を同時に変えると、どの変更が影響したのか判断しづらくなります。

十分に表示・閲覧されていない場合は、短い期間の結果だけで結論を急がないことも大切です。

値下げの前に、「見つけてもらえているか」「ページで不安が残っていないか」「販売後に利益が残るか」を順に確認すると、次に手を入れる場所が見えやすくなります。値下げは原因を見た後で検討できる対策の一つです。
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