「戻るボタンで戻れないページ」はGoogleのスパム扱いに|自分のサイトの確かめ方と、広告やプラグインが原因のときの直し方

「戻るボタンで戻れないページ」はGoogleのスパム扱いに|自分のサイトの確かめ方と、広告やプラグインが原因のときの直し方

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IT・テクノロジー
ページを見ていて戻るボタンを押したのに、前のページに戻れず、広告や知らないページが出てきた。
そんな経験はありませんか。

Googleはこの動きを「戻るボタンの乗っ取り」(back button hijacking)としてスパムの方針に明記し、2026年6月15日から対象にしました。
当てはまると、手動の対策や、自動での順位の低下につながるおそれがあります。
悪質なサイトだけの話と思われがちですが、Googleは、広告の仕組みや組み込んだ部品が原因になることもあると説明しています。
この記事では、詳しい人がいない会社でもできる確かめ方と、原因の探し方をまとめました。

■どんな動きが対象なのか


お客様は、戻るボタンを押せば前のページに戻れると思っています。
その期待を裏切り、すぐに戻れないようにする動きが対象です。

・見たことのないページに飛ばされる
・頼んでいないおすすめや広告のページが出る
・何度押しても同じページに戻される

ふつうのページの移動や、古いアドレスから新しいアドレスへの転送とは別のものです。
ほとんどの小さな会社のサイトには、関係のない話かもしれません。
ただ、自分で入れた覚えがなくても起きることがあるので、一度は確かめておきましょう。

■自分のサイトで確かめる手順


1. スマホのブラウザで、シークレットモードなどの履歴のない画面を開きます
2. Googleで自社の名前を検索し、検索結果から自社のページを開きます
3. ページを少し下まで読み、戻るボタンを1回押します
4. 検索結果に戻るかを見ます
5. トップページ、よく見られる記事、広告を載せているページで同じことをします
6. パソコンでも同じことをします

広告は、見る人や時間によって変わることがあります。
1回で問題がなくても、日や時間を変えて何度か試してください。
お客様から「戻れない」と言われた場合は、見ていた機器、ブラウザ、ページ、時刻を聞いて控えましょう。

■戻れなかったときに、考えられる原因


・広告を出すためのタグ
・おすすめ記事を出す外部の部品
・離脱を防ぐ機能のプラグインや、その設定
・アクセス解析などの名目で入れた外部のタグ
・制作会社が入れた古いスクリプト
・サイトの改ざん

Googleは、自分で書いたコードでなくても、問題の部品を外すか止めるよう案内しています。
「広告の会社が入れたものだから」では、サイトの側の問題がなくなるわけではないと考えて対応しましょう。

■原因を探す順番


1. 最近入れたものを思い出します(広告、プラグイン、タグ、ウィジェット)
2. バックアップを取ります
3. 疑わしいものを1つだけ止めて、同じ手順で確かめます
4. 直らなければ元に戻し、次の1つを試します
5. 原因が分かったら、外すか、提供する会社に問い合わせます

一度にまとめて止めると、どれが原因か分からなくなります。
本番のサイトで試すのが不安なら、テスト用の環境を使うか、詳しい人に任せましょう。

広告の会社に問い合わせるときは、次の内容を伝えると話が早く進みます。

・戻れなかったページのアドレス
・見ていた機器とブラウザ、時刻
・Googleのスパムの方針に当たらないか確かめたいこと

■身に覚えがないなら、改ざんも疑う


広告もプラグインも心当たりがないのに、知らないページに飛ばされる場合は要注意です。

・スマホで検索から来たときだけ、別のページに飛ばされる
・知らない管理者が増えている
・覚えのないファイルやコードが増えている
・Search Consoleの「セキュリティの問題」に通知が出ている

このようなときは、単なる設定の問題ではない可能性があります。
パスワードの変更、バックアップの確保、詳しい人への相談を急ぎましょう。

■Googleから対策を受けていないかを確かめる


Search Consoleの「手動による対策」の画面を開きます。
ここに通知があれば、問題を直して、画面から再審査を申し込めます。
申し込むときは、何が原因で、何をどう直したのかを具体的に書きましょう。

通知がなくても、自動での順位の低下はこの画面には出ません。
検索の数字が下がった時期と、部品を入れた時期を見比べてください。

■やってはいけないこと


・自分のパソコンで1回確かめただけで終わりにする
・原因が分からないまま、プラグインをまとめて消す
・バックアップを取らずに、テーマのファイルを書き換える
・直す前に再審査を申し込む
・収入のために、問題のある広告をそのまま残す

■頼むときに伝えること


・ホームページのアドレスと、戻れなかったページ
・見ていた機器とブラウザ、時刻
・入れている広告、プラグイン、タグの名前
・最近、変更したこと
・Search Consoleの通知の有無

この5つが分かれば、原因の見当をつけやすくなります。

■自分で確かめるチェックリスト


・スマホとパソコンの両方で、検索から開いて戻ってみた
・広告を載せているページでも試した
・日や時間を変えて試した
・入れている広告、プラグイン、タグを一覧にした
・「手動による対策」と「セキュリティの問題」の画面を見た
・新しい部品を入れたら確かめることを決めた

■よくある質問


Q. 広告を載せていないサイトも関係ありますか?
A. 可能性は低いですが、プラグインや改ざんが原因のこともあります。一度確かめておくと安心です。

Q. 2回押すと戻れるのは問題ですか?
A. 転送の設定で起きることもあり、それだけでは判断できません。知らないページや広告が出るかどうかも合わせて見てください。

Q. 検索の順位はいつ戻りますか?
A. 決まった日数はありません。手動の対策なら、直して再審査を申し込むのが最初の一歩です。

Q. 広告の会社のせいでも、対応が必要ですか?
A. はい。サイトの側で、原因の部品を外すか止めるよう案内されています。

Q. 確かめるのに費用はかかりますか?
A. 戻るボタンとSearch Consoleの確認だけなら、費用はかかりません。

■任せたい方へ


原因が分かり、ご自分で止められる方は、この手順で十分です。
「どの部品が原因か分からない」「止めるとサイトが崩れそうで怖い」という方には、WordPressの修正をお受けしています。
原因の切り分けから、直ったかの確認までご相談ください。

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