社名が変わった、ブランドを整理した、昔取ったドメインを会社のものに切り替えたい。
いろいろな理由で、ホームページのアドレス(ドメイン)を変えたいというご相談をいただきます。
ドメインの変更は、引っ越しの中でもいちばん慎重に進めたい作業です。
手順を間違えると、これまで積み上げてきた検索での評価がゼロからのやり直しになってしまうからです。
■ドメインを変えると、何が変わるのか
・ホームページのアドレスが、すべて新しいものになる
・Googleには、別のサイトとして見られる(評価を引き継ぐ手続きが必要)
・名刺、パンフレット、看板、ほかのサイトに載っているアドレスが古くなる
・同じドメインのメールアドレスを使っている場合は、メールアドレスも変わる
特に最後の点は、ホームページとは別に準備が要ります。
メールをどうするかは、ドメインを変える前に決めておきましょう。
■評価を引き継ぐための3つのポイント
1. 古いアドレスから新しいアドレスへ、ページごとに転送する(301リダイレクト)
トップページだけでなく、すべてのページを、対応する新しいページへ転送します。
2. Search Consoleで「アドレス変更」を申し込む
古いドメインと新しいドメインの両方を登録してから申し込みます。
3. 古いドメインを、しばらく手放さない
転送を続けるために、少なくとも1年以上は古いドメインの契約を続けるのが安心です。
■進める順番
1. 新しいドメインを取り、SSL(https)を使えるようにする
2. 今のサイトのバックアップを取る
3. WordPressの設定と、中のリンクや画像のアドレスを新しいドメインに書き換える
4. 古いアドレスから新しいアドレスへの転送を設定する
5. すべてのページが表示されるか、フォームが届くかを確かめる
6. Search Consoleで、アドレス変更を申し込む
7. 名刺や外部サイトのアドレスを、順に書き換えていく
WordPressの設定画面のアドレスを書き換えるだけでは、中の画像やリンクが古いアドレスのまま残ります。
データベースの中のアドレスも、まとめて書き換える必要があります。
■会社として忘れがちな変更先
・名刺、封筒、パンフレット、看板、車両
・Googleビジネスプロフィール
・SNSのプロフィール
・取引先や業界団体のサイトに載っている紹介
・広告の出稿先
・請求書や見積書のひな形
■自分で確かめるチェックリスト
・新しいドメインでSSL(https)が使えるようになっている
・作業の前にバックアップを取った
・古いアドレスのページを開くと、対応する新しいページに転送される
・新しいドメインで、すべてのページと画像が表示される
・お問い合わせフォームから送ったものが届く
・Search Consoleに、古いドメインと新しいドメインの両方を登録した
・メールアドレスをどうするか、先に決めた
■よくある質問
Q. ドメインを変えると、検索順位は下がりますか?
A. 転送とSearch Consoleの手続きをきちんと行えば、評価の多くは引き継がれます。ただ、切り替えてからしばらくは、順位が揺れることがあります。
Q. 古いドメインは、すぐに解約していいですか?
A. 解約すると転送が止まり、古いアドレスから来た人や、Googleの評価が新しいドメインに届かなくなります。少なくとも1年以上は残しておきましょう。
Q. メールアドレスも自動で変わりますか?
A. 自動では変わりません。新しいドメインのメールアドレスを用意し、取引先へのお知らせや、古いアドレスの扱いを別に決める必要があります(メールの設定作業はご契約のサーバー会社などにご相談ください)。
Q. 社名が変わっただけでも、ドメインは変えたほうがいいですか?
A. 必須ではありません。今のドメインで検索の評価が積み上がっているなら、しばらくは今のドメインのまま使い、看板や名刺の切り替えに合わせて計画的に移すのも一つの方法です。
Q. 新しいドメインに移したあと、古いドメインでメールを受け取り続けられますか?
A. 古いドメインの契約とメールの設定を残しておけば、受け取り続けられる場合があります。どこまで残すかは、ご契約のサーバー会社の仕組みによって変わるので、切り替えの前に確かめておきましょう。
■ドメインの変更を相談したい方へ
サーバーの引っ越しとあわせてドメインも変える場合は、新しい環境で表示を確かめてから切り替える移転の代行をお受けしています。
(メールアドレスの移行・設定は対象外です)
WordPressのサーバー移転を代行します
「うちの場合、ドメインを変えるべきか」「何から準備すればいいか」を相談したい方は、こちらでお話を伺います。
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