「Search Consoleは登録してあります」
そうおっしゃる方に「最後に開いたのはいつですか」とうかがうと、たいてい答えに詰まります。
無理もありません。
開くと左にメニューが十数個並び、言葉も専門的で、どれが自分に関係あるのか分かりにくいからです。
ただ、小さな会社やお店のサイトなら、見る場所はそれほど多くありません。
月1回開く画面が2つ、困ったときに開く画面が2つ。これで足ります。
■Search Consoleとアクセス解析の違い
Search Consoleが教えてくれるのは、サイトに来る前のことです。
どんな言葉で検索されたときに検索結果に出たのか、出たうえでクリックされたのか。
アクセス解析(GA4)が教えてくれるのは、来たあとのことです。
何ページ見たのか、問い合わせまで進んだのか。
問い合わせが少ないとき、検索に出ていないのか、出ていても選ばれていないのか、来た人が途中で帰っているのか。どこでつまずいているかで、打つ手は別物になります。
■月1回見る画面① 検索パフォーマンス
上に4つの数字が並びます。
・合計クリック数:検索結果からサイトに来た回数
・合計表示回数:検索結果にページが出た回数
・平均CTR:出たうち、クリックされた割合
・平均掲載順位:平均して何番目に出ていたか
期間を直近28日か3か月に切り替え、先月の数字と見比べます。
日ごとの上下は気にしなくて大丈夫です。
この画面でいちばん役に立つのは、下にある「クエリ」のタブです。
実際に検索された言葉が、そのまま並びます。
見つけてほしい言葉と、実際に呼ばれている言葉がずれていることは、とてもよくあります。
ずれが見えれば、次に書く記事も、今あるページの言葉も変えられます。
■月1回見る画面② ページのインデックス登録
「インデックス作成」の中の「ページ」です。
確かめるのは「登録済み」の件数が、先月よりがくんと減っていないかどうかだけです。
「未登録」の数は、ゼロにしなくて構いません。
重複したページや転送しているURLなど、正常な理由で入っているものがほとんどです。
■数字はこの順で読む
1. 表示回数が少ない → そもそも検索結果に出ていない。その話題のページが足りない段階
2. 表示はあるのにクリックが少ない → 出ているのに選ばれていない。ページを作り直す前に、タイトルと説明文を見直す
3. クリックはあるのに問い合わせが来ない → ここから先は、ページの中身とアクセス解析の話
2に気づけるかどうかで、大きな差が出ます。
記事の書き直しは大仕事ですが、タイトルの見直しなら30分で済みます。
■困ったときに開く2つの画面
・URL検査:新しいページを公開したあと、Googleに存在を伝えられます。ただし順位が上がる機能ではありません
・セキュリティと手動による対策:改ざんなどの通知が出る場所。何か出ていたら最優先で対応します
■やりがちな失敗
・登録したきり開かない
・平均掲載順位を毎日見て一喜一憂する(月単位で見ないと傾向は分かりません)
・未登録をゼロにしようとする
・担当者の個人アカウントだけで登録している(辞めると誰も入れなくなります)
■どこで止まっているか分からないときは
数字は見られても、「では何を直せばいいのか」で手が止まる方も多いと思います。
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