間取りの打ち合わせでよく聞くのが、
「廊下はできるだけ減らしたい」
「廊下はもったいないですよね?」
という言葉です。
たしかに、廊下は居室ではないため
ムダなスペース に感じられがちです。
ですが本当に、廊下は少なければ少ないほど良いのでしょうか。
1. 廊下が嫌われる理由
廊下が敬遠される理由はとてもシンプルです。
・面積のわりに使い道がない
・坪数が増えてコストがかかる
・部屋が狭くなる気がする
このため「廊下ゼロ」「LDK中心型」の間取りが人気になっています。
2. 廊下があることで得られること
一方で、廊下にははっきりとした役割もあります。
・生活音を和らげる
・プライベート空間を守る
・動線を整理しやすくなる
例えば、
リビングを通らずにトイレや洗面に行ける、
寝室がLDKの音から少し離れる、
といった 暮らしの質を上げる効果 があります。
3. 大切なのは「廊下の量」ではなく「意味」
問題なのは廊下そのものではなく、
目的のない廊下 です。
・ただ移動するだけの長い直線廊下
・明るさも役割もない通路
こうした廊下は確かに無駄になりやすいですが、
・収納を組み込む
・光を取り込む
・空間の切り替えとして使う
といった工夫で、価値のある空間に変わります。
まとめ
「廊下は少ないほど良い?」の答えは――
「少なくすること」ではなく「意味を持たせること」。
・暮らしの中でどんな役割を持つのか
・なくした場合に困ることはないか
を考えることが大切です。