先にギブした人だけが、結局は得をする話
現金がないと力を使えない、変わったヒーロー
Netflixで配信されている韓国ドラマ「CASHERO〜ヒーローは現金を持つ〜」を見ました。ある日突然、父親から特殊能力を受け継いだ平凡な公務員が主人公で、アメコミによくある「普通の人間が特殊能力に目覚める」系の話です。
ただ、この作品がちょっと変わっているのは、力を発揮するために現金が必要という設定です。手持ちの現金の額に応じて能力の強さが決まり、力を使うたびに現金は減っていきます。ヒーロー活動をすればするほど、財布が寂しくなっていくという、なんとも切実な仕組みです。
これ、世の中の真理を表しているかもしれない
見ていて、これは案外、世の中の仕組みそのものだなと思いました。
誰もが先に、能力やお金を欲しがります。でも、それに見合った何かを先に差し出さない限り、本当の意味では手に入りません。ただ、世の中はきれいに順番通りにはできていなくて、たまたま先にお金を得てしまう人もいれば、周囲からたくさんギブされる人もいます。順番が逆転することは、確かにあるんです。
ギブとテイクの、厄介なズレ
ここで面白いのが、人の感覚のクセです。自分が誰かにギブするときは、無意識のうちに見返りをかなり期待してしまいます。ところが、自分が誰かからギブされたときは、そのギブにすら気づかなかったり、「大したことじゃないよね」と価値を過小評価して、返さなくていいと考えてしまう人が多いんです。
このズレは、その場では帳尻が合わないように見えても、長い目で見ると、必ずどこかで取り立てられます。ギブを軽視してきた人には、いずれ相応の形で返ってくるし、先にギブし続けてきた人には、忘れた頃にまとまった形で返ってくることが多い気がしています。
ココナラで仕事をしている人にこそ、当てはめてほしい
これは、ココナラで仕事を受けている人にとっても、かなり実用的な話だと思っています。
依頼された範囲より少しだけ丁寧に対応する。相手が気づいていない改善点をそっと伝える。見返りを求めずに、他のクリエイターの相談に乗る。こうした小さなギブは、その場では何のリターンもないように見えます。でも、こういう積み重ねが、後々の紹介やリピート、思わぬところでの評価につながっていくことは、実際によくあります。
結局、先にやるかどうかだけ
大事なのは、ギブの金額や規模ではありません。そして、必ずしも見返りが欲しい相手にギブする必要もありません。テイクを考える前に、先にギブするかどうか。ただ、それだけの話だと思っています。