動画編集は気軽に教えていい。でもFXは、それとは違う話だと思っている

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動画編集や副業の講座は、気軽に広めていい


ココナラを見ていると、動画編集、デザイン、副業ノウハウなど、いろいろなジャンルの講座やサービスが並んでいます。こうしたスキルは、基本的に不特定多数に向けて気軽にレクチャーしていいものだと思っています。学んでみて向いていなければやめればいいし、大きな元手やリスクを背負うわけでもありません。裾野を広げること自体が、業界全体にとってもプラスに働きます。

でも、「FXやりましょう」は、話がまったく違う


一方で、FXについては、僕は少し違う立場を取っています。FXを教えるということは、単なるスキル講座ではなく、実質的にその人を「トレーダーという職業」に勧誘しているのと同じだと考えているからです。

自分の資本を投じ、リスクを背負い、継続的に相場と向き合う。これは動画編集を学ぶのとは、リスクの重さがまったく違います。だからこそ、興味も準備もない不特定多数に向けて、広く売りつけるようなやり方には、強い違和感があります。

「学ぶ」と「習う」を知らないと、そもそも教えられない


これは以前にも書いたことですが、「学ぶ」はもともと「まねぶ(真似をする)」から来ている言葉で、本当に身につけるには、ただ見たり聴いたりするだけでなく、実際に真似て、自分の手足を動かす必要があります。この「学ぶ=真似ぶ」を技術として設計したものが、モデリングです。

そしてモデリングは、実際に人に教えた経験がなければ、そもそも設計できません。自分ができることと、それを他人が再現できる形に分解して手渡すことは、まったく別の技術です。この技術を持たないまま、テクニックだけを切り売りしている発信者は、正直少なくないと感じています。

だからこそ、売り方にも責任があると思っている


動画編集や副業ノウハウのように、気軽に広く教えていい分野と、FXのように「その人の人生の一部を左右しかねない分野」は、同じ売り方をしてはいけないと思っています。

とくに、本人が望んでいるわけでもないのに、高額な塾やスクールを勧められて始めてしまうようなケースは、教える側の責任として避けるべきだと考えています。求めていない人に売り込むのではなく、必要だと感じた人が、自分の意思で扉を叩きに来る。そういう場所でありたいと思っています。

自分のジャンルが、気軽に広げていいものなのか、それとも相手の人生に関わる重みを持つものなのか。サービスを提供する側として、一度立ち止まって考えてみる価値はあると思います。
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