引きこもっていた私が、母に本当にしてほしかったこと

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学び
私は、高校2年生から5年間、引きこもっていました。

その間、母はいろんなことを言ってくれました。
「学校に行きなさい」
「このままじゃだめよ」
心配だからこその言葉だって、今ならわかります。

でもね、その頃の私には、
その言葉がぜんぶ、責められているように聞こえていました。

「私って、だめな子なんだ」
そう思うたび、心はもっと閉じていきました。

本当にほしかったのは、アドバイスじゃありませんでした。
ただ、そばにいてくれること。
「今日もいてくれてありがとう」
そんなふうに、私の存在そのものを認めてくれることでした。

娘が小学生のときに不登校になったとき、
私はあの頃の自分を思い出しました。
だから、娘には言いませんでした。
「行きなさい」とは。

代わりに、娘の話を聞きました。
何も言わず、ただ聞く。
それだけの時間が、娘の心を少しずつほぐしていったんです。

お子さんが心を閉ざしているように見えるとき、
お母さんは、つい何かしてあげたくなりますよね。
でも、しなくていいことも、たくさんあります。
ただ、そばにいる。
それだけで、子どもは安心できるんです。

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