こんにちは。店舗向けにInstagramの競合分析をしている「りょうたのインスタ競合分析」です。
飲食店のInstagramを見ていると、こんな声をよく聞きます。
「リールは投稿しているのに、再生が伸びない」
「何を撮ればいいか分からず、とりあえず料理の写真を上げている」
では、実際に伸びている店は何が違うのか。新宿の人気店(牛たんの檸檬・総本店)のリール26本を実測し、タイトルと内容の「型」で分類して、いいね数を比べてみました。
■ 結果:「型」で、いいね中央値は4倍違った
・まとめ・ランキング型(「◯選」「TOP3」「食べ方まとめ」):中央値 324
・質問・対決型(「◯◯派?」の二択):中央値 162
・概念・主張型(「◯◯は厚切りがうんまい」など):中央値 131
全体の中央値は155.5。つまり「まとめ型」は全体の約2.1倍の反応を得ていました。
そして一番の驚きは、最も多用されていた型(26本中13本)が、一番反応の弱い「概念・主張型」だったことです。多くの店が「うちの売りはこれです」と主張する投稿を繰り返していますが、実測ではそれが一番沈んでいました。
■ トップのリール(543いいね)の部品は3つ
1位のリールは「モデル体型の子が牛たん3人前を食べた話」という内容でした。分解すると部品は3つです。
1. 意外性のある人物(見た目と行動のギャップで指が止まる)
2. 謎のフック文(「この子は一体何者なんだ…」― 答えが映像の中にしかない)
3. 連載化の宣言(「毎週日曜日更新」― フォローする理由になる)
なお、人物型と初心者ガイド型(「初めての注文の仕方」系、341いいね)は今回は各1本ずつのため参考値です。ただ、ガイド型は再生数以上に「初めての不安を消す=来店に直結する」型として注目しています。
■ 自分のお店で活かすなら
・週の投稿を「まとめ型」を軸に組み立てる
・主張したいことは、言葉ではなく「比べる映像」(断面の比較など)とセットで見せる
・主張系の投稿ばかりになっていないか、過去の投稿を型で棚卸ししてみる
「多用される型」と「伸びる型」は、測ってみないと分かりません。フォロワー数ではなく、フォロワーあたりの反応(反応率)で比べるのが、私の分析の基本です。
■ サービスのご案内
今回の分析をもとに、飲食店向けに2つのサービスを出品しています。
どちらも実測データに基づいており、サンプルを出品画像で公開しています。「うちの店の場合はどうなの?」という方は、ミニ診断(1,980円)からでもどうぞ。
次回は、美容サロンの実測で分かった「32投稿しても反応率0.09%だった理由」を書く予定です。