平日は仕事が忙しいと言っていた彼。連休に入れば、少しはゆっくり話せるかもしれない。もしかしたら、彼から連絡をくれるかもしれない。
そう思って待っていたのに、スマートフォンは静かなまま。SNSを開けば、旅行やデートを楽しんでいる人たちの投稿が目に入ってきます。
すると、平日に連絡が来ないときよりも、不安が大きくなることがあります。
「仕事が休みなら、連絡する時間はあるはず」
「連休なのに何も言ってこないのは、私に会いたくないから?」
「ほかの人とは会っているのかもしれない」
「私は彼にとって、それほど大切ではないのかな」
連絡がないという一つの出来事から、次々と悪い答えを考えてしまうこともあるでしょう。
けれど、ここではまず、「連休である」という事実と、「彼には連絡する余裕があるはず」という推測を分ける必要があります。
連休は「連絡できる時間」だと思いやすい
平日に連絡が来なければ、「仕事で忙しいのかもしれない」「疲れているのかもしれない」と、連絡できない理由を考えることができます。
一方、連休には「自由な時間」という印象があります。そのため、「休みなのだから連絡できるはず」「時間があるのに連絡しないなら、気持ちがないのではないか」と考えやすくなります。
しかし、連休の過ごし方は人によって違います。
家族との予定がある人もいれば、友人との約束を入れている人もいます。普段できなかった用事を済ませる人や、一人で何もせず休みたい人もいます。
仕事が休みであっても、必ずしも誰かと連絡を取る気力や余裕があるとは限りません。
もちろん、だからといって、連絡が来ないことをすべて我慢する必要もありません。
大切なのは、相手を擁護する理由を探すことではなく、今分かっていることと、まだ分からないことを混同しないことです。
事実として分かっていること
たとえば、連休中に彼から連絡が来ない場合、事実として確認できるのは次のようなことです。
・連休に入ってから彼から連絡が来ていない
・こちらからも、まだ連絡していない
・連休中に会う約束はしていない
・彼がどのように過ごしているかは聞いていない
ここまでは、実際に起きていることです。
一方で、
・連絡する時間があるのに無視している
・自分よりほかの予定を優先している
・気持ちが冷めている
・ほかに気になる人がいる
という部分は、現段階では確認できていない可能性です。
不安になっているときほど、頭に浮かんだ可能性が事実のように感じられることがあります。
けれど、連絡が来ていないことと、その理由が分かっていることは同じではありません。
本当に苦しいのは、連絡がないことだけではない
連休中に連絡が来ないとき、表面上では「彼の気持ちを知りたい」と思うかもしれません。
しかし、その一段下には、
「私は彼の中で優先される存在ではないのではないか」
「私だけが連休を楽しみにしていたのではないか」
「この関係を大切に思っているのは、私だけではないか」
という怖さが隠れていることがあります。
本当は毎日連絡してほしいのではなく、
「会えないときにも、私を思い出してほしい」
「次に会う予定を、彼からも考えてほしい」
「私との関係を大切にしていると分かる行動がほしい」
と期待しているのかもしれません。
連絡の有無だけを見ていると、自分が本当に求めていたものが見えにくくなります。
一回の返信ではなく、普段の関わりを分けて見る
彼の気持ちを考えるときは、連休中の一回の連絡だけでなく、普段の関わりも分けて見てみます。
言葉
・会いたい、大切だと言葉にすることがあるか
・忙しいときも、自分の状況を説明しようとするか
・こちらの不安や希望を聞こうとするか
行動
・彼からも連絡や話題を始めるか
・彼から会う予定や候補日を出すか
・都合が合わなかったとき、代わりの日を提案するか
・言ったことを、その後の行動でも示しているか
連絡頻度
・普段から連絡が少ない人なのか
・以前と比べて、連絡の量や内容が変わったのか
・連絡は少なくても、会う約束や関係への働きかけはあるか
連絡頻度が少ないことと、気持ちがないことは同じではありません。
一方で、「連絡が苦手な人だから」と考え続けても、相談者様だけが寂しさを抱えているなら、その状態を無視する必要もありません。
見るべきなのは連絡の多さだけではなく、二人の関係を維持するために、相手からも働きかけがあるかという点です。
男性側から見ると、別の認識も考えられる
男性側から見ると、連休を必ず恋人や気になる相手と過ごす時間として捉えていない場合があります。
「連休だから連絡を増やそう」と意識する人もいれば、普段できない用事や休息を優先する人もいます。関係が安定していると思い、連絡をしなくても問題ないと受け取っている可能性もあります。
ただし、これは「男性は連休に連絡しないもの」という意味ではありません。
実際の彼に当てはまるかどうかは、普段の言葉や行動、連休後の関わり方を見なければ分かりません。
男性側から見た可能性は、彼の行動を正当化するためではなく、連絡がない理由を一つに決めつけないための、別の見方として加えます。
自分から連絡してもよいのか
彼からの連絡を待っていると、
「私から送ったら、追いかけていると思われるかな」
「いつも私から連絡している気がする」
と迷うことがあります。
自分から連絡すること自体が悪いわけではありません。
「連休はどう過ごしてる?」
「少しゆっくりできてる?」
と、答えを迫らない短い連絡を送る方法もあります。
ただし、今回だけでなく、いつも相談者様から連絡や約束を始めているのであれば、そのことは分けて考える必要があります。
重要なのは、一通送るかどうかだけではありません。
・返信後、彼からも会話を続けようとするか
・こちらの予定や過ごし方にも関心を示すか
・連休後に会う話を彼から始めるか
・関係を続けるための働きかけが双方にあるか
その後の関わり方も、二人の現在地を知る材料になります。
相手の気持ちとは別に、自分が望む関係を考える
彼に好意があると分かったとしても、連絡がほとんどなく、不安を抱え続ける関係を望んでいるとは限りません。
反対に、連絡は少なくても、会ったときの関わりや約束に安心できるなら、その距離感が合う場合もあります。
ここで確認したいのは、
・自分はどのくらいの連絡があると安心できるのか
・会えない期間にも、どのような関わりがほしいのか
・いつも自分から動く関係を続けられるのか
・連絡頻度の違いについて、二人で話し合える関係なのか
ということです。
「彼はどう思っているのか」だけではなく、「私はこの関係の中で、どのように大切にされたいのか」も、同じように大切な確認事項です。
連休中の沈黙だけで、答えを決めないために
連休なのに彼から連絡が来なければ、不安になるのは自然なことです。期待していた分だけ、スマートフォンが静かな時間を寂しく感じることもあるでしょう。
ただし、「連休なのに連絡がない」という一つの出来事だけで、彼の気持ちを決めることはできません。
まずは、
・連絡が来ていないという事実
・そこから自分が受け取った意味
・本当は彼に何を期待していたのか
・普段の言葉や行動に一貫性があるか
・自分はどのような関係を望んでいるのか
を分けてみてください。
自分の頭の中だけでは、事実と不安が混ざり、何に傷ついているのか分からなくなることがあります。
そのようなとき、タロットは相手の本心を事実として確定するものではありませんが、今ある状況を別の角度から見て、カードから読める可能性と、現実に確認する必要があることを整理するきっかけになります。
相手の気持ちを一点だけ、カードから読める可能性と現実に確認できることに分けて整理したい方へ。
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