時計が9時間ずれていた話

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IT・テクノロジー
2026/10/23

今日は時刻の失敗の話です



いま、受付の見回りを

自動で回しています

新しい連絡が来ていないか

1時間弱ごとに確かめて

「新着なし」と

時刻つきで報告する仕組みです



この時刻が

9時間ずれていました

朝なのに夜中の時刻

報告だけ見ると

寝ている間に

働いていたことになります()



原因はよくあるやつで

使っていた道具が

世界の標準時(UTC)で

時刻を出していました

日本時間はUTCの9時間先

なので9時間ずれます



直し方は簡単で

「日本時間で出して」と

毎回はっきり指定する

それだけです

見回りの手順書にも

この1行を足しました



今日の夜中にも

もうひとつ見つけました

画面の記録を

ファイルに保存すると

ファイル名の日付が

前の日になっている

これも中身はUTCでした

夜中の3時の記録が

前の日の18時と

書かれていたわけです



自分用の記録なら

笑い話で済みます

でも、お客さんが使う

システムだと話が別です



ここからは一般の話です

予約や勤怠のシステムで

よくある事故があります

「朝9時前のデータが

前の日に入る」



UTCの0時は

日本時間の朝9時です

サーバーの時計がUTCのまま

日付で区切って集計すると

0時から9時までの分が

前の日に数えられます



夜勤のタイムカード

早朝の予約

月末の売上の締め

どれも0時から9時に

データが入りやすい所です



困るのは

昼間に試すと

何も起きないことです

作った人が確かめるのは

だいたい昼間

なので気づかないまま

本番で月末を迎えて

数字が合わない、となります



防ぎ方は3つあります



1つ目

時計の基準を

最初に1つに決める

サーバー・データベース

プログラム・画面

全部を日本時間にそろえるか

UTCで持って

表示だけ日本時間にするか

どちらかに決めます



2つ目

日付が変わる所を

わざと試す

23時59分と0時1分

月末と月初

うるう年の2月29日

ここで動かしてみます

「今の時刻」を

外から差し替えられるように

作っておくと

夜中まで待たなくても

昼間に試せます



3つ目

いつの日付として

数えるかを決める

夜勤の人が

22時から翌朝6時まで

働いたら

どちらの日の勤務か

これは技術ではなく

お店の決めごとです



ほかにも時刻まわりは

落とし穴が多いです



お客さんのスマホや

パソコンの時計は

ずれていることがあります

予約の締め切りを

画面の時計で判断すると

すり抜けられてしまいます

締め切りの判断は

サーバー側でします



海外のお客さんがいるなら

夏時間にも注意です

年に2回

時差が1時間変わります

「毎週10時の打ち合わせ」が

ある日から

1時間ずれたりします



日付の書き方も

国でばらばらです

10/11と書くと

日本とアメリカでは10月11日

イギリスでは11月10日

同じ字なのに

1か月ずれます



Excelも油断できません

CSVを開いただけで

「1-2」が「1月2日」に

変わることがあります

品番や部屋番号が

日付になってしまう

電話番号の先頭の0が

消えるのも同じ仲間です



取り込む側で

「文字として読む」と

決めておけば防げます

自動化を頼むときは

元のファイルを

そのまま渡してもらえると

こういう所も先に見つけられます



帳票に和暦を使うなら

元号が変わる時の扱いも

決めておくと安心です

令和に変わった時は

多くのシステムが

直す作業に追われました



依頼する側から見ると

3つ目が大事です

「夜勤は出勤した日で数える」

「締めは毎月20日」

こういう決めごとを

最初に教えてもらえると

あとで数字が合わない

ということが減ります



頼むときに

「0時をまたぐ仕事がある」

「海外のお客さんもいる」

この一言があるだけで

作る側の確かめ方が変わります



なので私も

日付が変わる前後と

月末・月初は

必ずテストに入れることにしました

AIにテストを書かせると

こういう境目のテストを

たくさん作ってくれます



ただ、AIも

タイムゾーンは

よく間違えます

しかも自信満々に()

最後は人が

時刻を見て確かめます



最後に少し宣伝です

ココナラでは

Excelやスプレッドシートの

自動化を出品しています

勤怠の集計や

請求書づくりなど

毎月同じ手作業があれば

相談してください

夜勤や月末の締めのような

時刻のややこしい所は

最初にお聞きして

決めてから作ります



今日の学びは

「時刻には必ず

どこの時刻かを付ける」

です



次回も

やらかした話か

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