マイナーアスペクトとは
アスペクトには、主要アスペクト6つのほかにも、より細かな角度があります。これらはマイナーアスペクトと呼ばれ、近世以降の占星術で取り入れられるようになりました。
マイナーアスペクトは、メジャーアスペクトに比べて影響が穏やかで、ホロスコープの「補足情報」のような位置づけです。ふだんの読み解きはメジャーアスペクトだけでも十分ですが、より細かく性格を読み込みたいときや、未来の流れを読む技法の中では、マイナーアスペクトが重要な手がかりになることがあります。
オーブはメジャーアスペクトよりずっと狭く、1〜2度程度にとるのが一般的です。
主なマイナーアスペクト
セミセクスタイル(30度)
60度のセクスタイルの半分にあたる角度で、隣り合うサイン同士にできるアスペクトです。弱い調和のアスペクトとされ、2つの天体の力が穏やかにつながります。
ただし、隣り合うサインはエレメントも区分もまったく異なるため、ちょっとした違和感をともなうと考える占星家もいます。「近いのに、性格が違う」という関係を、少しずつなじませていくアスペクトとして読むこともできます。
セミスクエア(45度)
90度のスクエアの半分にあたる角度です。弱いハードアスペクトとされ、スクエアほど強烈ではないものの、小さな摩擦やいら立ちを生みやすい角度です。
大きな衝突にはならなくても、日常の中でじわじわと気になる緊張感として感じられやすく、それが「もう少しよくしたい」という改善の意欲につながることもあります。
セスキコードレート(135度)
90度に45度を足した角度で、セスキスクエアとも呼ばれます。意味はセミスクエアとほぼ同じで、弱いハードアスペクトとして扱われます。
セミスクエアとセスキコードレートは、マイナーアスペクトの中でも比較的よく使われる角度です。どちらもスクエアと同じく円を4分割する系統の角度なので、ハードアスペクトの読みを補う手がかりとして役立ちます。
クインタイル(72度)
360度を5等分したときにできる角度です。他のアスペクトが2や3、4で円を割ってできるのに対し、クインタイルは「5」という独特の数から生まれます。
クインタイルは、創造性やその人ならではの才能に関わるとされます。決まった型にはまらない表現力や、独自のスタイルを生み出す力として読まれることが多いアスペクトです。
バイクインタイル(144度)
72度のクインタイルを2倍にした角度です。意味はクインタイルと同じく、創造性や独自の才能に関わるとされます。
マイナーアスペクトとの付き合い方
マイナーアスペクトまで含めると、ホロスコープの中のアスペクトの数は一気に増えます。すべてを読もうとすると情報が多すぎて、かえって全体像が見えにくくなってしまうかもしれません。
まずはメジャーアスペクトをしっかり読めるようになること。そのうえで、「メジャーアスペクトだけでは説明しきれない部分がある」と感じたときに、マイナーアスペクトを補助的に取り入れていくのがおすすめです。
まとめ
・マイナーアスペクトは、主要6アスペクト以外の細かな角度のこと
・影響は穏やかで、細かな読み込みや未来の流れを読むときに役立つ
・オーブは1〜2度程度と狭くとるのが一般的
・セミスクエアとセスキコードレートは弱いハード、クインタイルとバイクインタイルは創造性のアスペクト
・まずはメジャーアスペクトを優先し、マイナーアスペクトは補助的に使う