取引先ごと・月ごとの請求額を、Excelで自動集計する方法(SUMIFS+EDATE)

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IT・テクノロジー
毎月の締めで、作業の一覧から「A社に今月いくら請求するか」を電卓で足していませんか。
件数が増えるほど、足し忘れや二重計上が起きやすくなります。
今回は、作業の一覧を1か所に入力するだけで、取引先ごと・月ごとの合計が自動で出る表の作り方を紹介します。

■ 1. 作業一覧シートを用意する
シート名を「作業一覧」にして、1行目に見出しを入れます。
A列:作業日 B列:取引先 C列:作業内容 D列:金額
あとは作業が終わるたびに1行ずつ足していくだけです。
ポイントは、取引先名の書き方を必ずそろえることです(「A社」と「A社 」のように空白が入ると別の取引先として扱われます)。取引先は別シートに一覧を作って、入力規則のプルダウンで選ぶようにすると安心です。

■ 2. 集計シートを作る
シート名を「集計」にして、
・B1、C1、D1…に、各月の1日の日付(2026/9/1、2026/10/1…)
・A2、A3…に、取引先名
を入れます。

B2に次の数式を入れます。

=SUMIFS(作業一覧!$D$2:$D$1000,作業一覧!$B$2:$B$1000,$A2,作業一覧!$A$2:$A$1000,">="&B$1,作業一覧!$A$2:$A$1000,"<"&EDATE(B$1,1))

この数式を、表全体に右・下へコピーすれば完成です。

■ 3. 数式の意味
・作業一覧のD列(金額)を合計する
・ただし、B列(取引先)がA2と同じもの
・かつ、A列(作業日)が「その月の1日以上」
・かつ、A列が「翌月の1日より前」
EDATE(B$1,1) は「B1の1か月後の日付」を返します。月末が30日でも31日でも、うるう年の2月でも、「翌月1日より前」で区切れば正しく集計できます。
$ の付け方($A2 と B$1)で、右にコピーしても取引先の列、下にコピーしても月の行がずれないようにしています。

■ 4. 動作の確認
次の5件で試すと、
9/3 A社 12,000円
9/20 B社 8,000円
10/1 A社 5,000円
10/15 A社 7,000円
10/31 B社 3,000円
集計結果は、9月がA社12,000円・B社8,000円、10月がA社12,000円・B社3,000円になります。月末の10/31も10月にきちんと入り、11月の作業は含まれません。

■ 5. 請求漏れを防ぐひと工夫
集計表の下に、全月の合計と、作業一覧の金額の合計(=SUM(作業一覧!D2:D1000))を並べておきます。2つが一致しなければ、取引先名の書き間違いや、日付が空欄の行があるサインです。

月ごとの請求書づくりや、集計表の自動化はご依頼も承っています。手元の一覧表を見せていただければ、そのまま使える形に整えます。
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