はじめまして。
3Dプリント代行・データ作成をしております、ものづくり担当です。
ネットで見つけた3Dデータや自分で作ったデータを見て、「これ、いい感じ!」とテンションが上がったこと、ないですか?
でも実際にプリントしてみると、「あれ?画面で見たのと違う…」となるのが3Dプリントのあるあるです。
今回は、当方が実際に経験した「データ通りにいかないポイント」を、依頼のときのコツと一緒にまとめました。
あるあるネタのそれぞれに、筆者の感想もつけてますので流し読みしてみてください。👌
■あるある1:画面では完璧なのに、細かいところが汚い
画面上でデータをくるくる回して見ているときは、細部までシャープでカッコいい。
ところが実際にプリントしてみると、細いモールドや小さな突起がぼやけていたり、表面が思ったより荒れていたり…。
プラモでいえば、シャープなディテールを期待していたのに、エッジが甘く眠った感じの仕上がりになってしまう、という感覚です。
【運営者のひとこと】
当方でも、「いい感じ!」と思ったデータが、実際にプリントすると細かいところが汚く出てしまったことがあります。画面で見るデータと、手に取る実物は別物と考えておくのがおすすめです。
■あるある2:サポート材がうまく取れない
宙に浮いた部分を下から支えるサポート材。
プリント後にパキッと外せれば気持ちいいのですが、細かいすき間に入り込んで取れなかったり、無理に外そうとしてパーツごと傷めそうになったり。
ランナーからのゲート処理より、ずっと神経を使う場面です。
【運営者のひとこと】
サポート材は「どのくらいまでつけるか」の設定で、取りやすさがかなり変わると感じています。全部しっかり支えればいい、というものでもないのが難しいところです。
■あるある3:底面をどこにするかで、仕上がりが変わる
同じデータでも、どの面を下(底面)にしてプリントするかで、サポート材のつく場所や表面のきれいさが変わります。
「一番見せたい面にサポート跡が残ってしまった…」というのも、よくある話です。
【運営者のひとこと】
当方では、特に「底面をどこにするか」と「サポートをどこまでつけるか」を見直して、仕上がりを調整しました。依頼するときに「ここが一番見せたい面です」と伝えておくと、向きを決めるヒントになると思います。
■あるある4:1回目で完成しない(AIでデータが作れる時代でも)
最近はAIでも3Dデータが簡単に作れるようになりました。
とはいえ、データができた=完成品ができた、ではないのが3Dプリントの奥深いところ。設定を変えて2回目の試作、それでもNGならデータそのものを調整…と、データ調整や印刷準備に意外と手間がかかります。
【運営者のひとこと】
当方も、2回目の試作を作り、NGならデータまで調整したことがあります。データだけで完璧に仕上げるのは難しく、実際にプリントしてみないと納得のいく形にはなりにくいと思います。
■まとめ
・データが「いい感じ」でも、プリントすると細部やサポート材で苦戦することがある
・底面の向きとサポートの量で、仕上がりは大きく変わる
・1発で完成を目指すより、試作をはさんで調整するのが近道
代行に発注するときも、「1発生成→そのまま納品」ではなく、試験印刷にも対応してもらえるところにお願いして、望むものを一緒に作り上げる感じがおすすめです!
当方では「Bambu Lab P1S」で、1パーツから3Dプリントを承っています。出力前にデータを確認し、STLデータがなくても手書き図や寸法からデータ作成が可能です。
「このデータ、ちゃんと形になるかな?」という段階からでも大丈夫です。
お気軽にご相談くださいませ。