商談が終わって、AIが議事録をまとめてくれた。
内容もきれいに整理されていて、ひと安心。
でも、そのあとに「何を確認して、誰が動くのか」が曖昧なままになっていませんか。
AIを商談に活用するなら、記録を残すだけでなく、次の行動を整理するところまで使いたいものです。
今回は、公式資料を参考に、商談後に試せる使い方をまとめました。
■ 議事録を、次の行動につなげる
tl;dvの公式ヘルプには、顧客の課題や質問、対応事項、フォローアップを整理する指示例があります。
記録を短くまとめるだけでなく、次の商談に向けて確認することを整理する。そのために、次の三つを見直してみましょう。
■ 商談後に整理したい、3つのこと
① 相手が困っていること
「サービスに興味がある」という要約だけでなく、何が負担になっているのか、何を解決したいのかを整理します。
相手が実際に話した内容と、こちらの推測は分けておきましょう。
② まだ確認できていないこと
予算、導入時期、社内での確認事項など、会話に出ていない情報もあります。
AIに空欄を埋めてもらうのではなく、分からないことは「未確認」として残します。次回に聞くことが明確になります。
③ 誰が、何を、いつまでにするか
資料を送るのか、追加説明をするのか。担当者や期限まで決まっているのか。
「次回対応する」という一言を、実際に動ける形に整理します。ただし、会話で合意していない約束を作らないよう注意が必要です。
例えば、メモに「資料を送ります」とだけ書いてある場合、期限まで決まったとは言えません。「資料送付/担当者は要確認/期限は未確認」と整理し、必要な確認につなげます。
※これは説明用の架空例です。
■ AIには、こんなふうに頼んでみる
以下は、今回の記事用に作成した指示例です。実際の顧客データを使った検証結果ではありません。
「以下の商談メモから、①顧客が明言した課題、②未確認事項、③合意した次の行動を整理してください。
次の行動は『内容・担当者・期限』でまとめ、記載がなければ『未確認』としてください。推測や提案は、合意事項と分けてください。」
利用前には、社内で認められたツールかを確認し、顧客名や機密情報の扱いにも気をつけましょう。録音・文字起こしをする場合は、相手への説明や社内ルールの確認も必要です。
■ AIに整理してもらい、人が確かめる
きれいな文章になっていることと、商談内容が正しく整理されていることは別です。
最後に元のメモや記録と照らし合わせて、相手の意図、約束した内容、担当者・期限を確認します。
まずは次の商談で、議事録の最後に「未確認事項」と「次の行動」を付け足してみませんか。
AIを使う目的は、議事録を作ることそのものではなく、その先の仕事を進めやすくすることです。
「自社では、どの作業からAIを使えばよいか分からない」という方は、プロフィールからご相談ください。顧客名や機密情報を含めず、困っている作業の概要をお聞かせください。
参考情報:tl;dv公式ヘルプ「AI Prompts Inspiration」
執筆者:Suellen Lorga/ページ表示日:2025年4月3日
確認日:2026年10月20日
※ツールの実機検証や営業成果の検証は行っていません。