「相手に好意はあります」
恋愛占いでそう言われたら、少し期待したくなりますよね。
「じゃあ、付き合いたいと思ってくれているのかな?」
「もう少し待っていれば、相手から動いてくれる?」
そんなふうに考えることもあると思います。
でも、私が恋愛のタロットを読むときは、
「好意があること」と「関係を進めたいこと」を
同じものとして扱いません。
似ているようで、この二つには大きな違いがあります。
好きでも、関係を進めるとは限らない
人の気持ちは、
いつも一つの方向に揃っているわけではありません。
たとえば、
・一緒にいると楽しい
・魅力的だと思っている
・もっと話したい
・大切な存在だと感じている
そんな好意があったとしても、
「恋人になりたい」
「今の関係を変えたい」
「自分から行動したい」
という気持ちまで、必ず一緒にあるとは限りません。
反対に、まだ強い恋愛感情とは言えなくても、
「もっと知りたい」「もう少し距離を縮めてみたい」と、
関係を進める方向へ気持ちが動き始めていることもあります。
だからこそ、恋愛鑑定では「好きかどうか」だけではなく、
その気持ちが今どの段階にあるのかを見ることが
大切だと考えています。
私は4つを分けて読みます
お相手の気持ちを見るとき、私は大きく分けて、
①あなたへの好意や感情
②恋愛対象としての意識
③関係を進めたい意思
④実際に行動へ移す力や姿勢
を区別して考えます。
たとえば、カードから好意が感じられても、
関係を進めることには慎重になっている場合があります。
逆に、強い感情を表すカードが目立たなくても、
相手があなたとの関係を現実的に考え始めていたり、
少しずつ行動しようとしていたりすることもあります。
一枚のカードだけで、
「このカードだから脈あり」
「好意があるから交際できる」
と決めるのではなく、ご相談内容やカードの位置、
周囲のカードとのつながりを見ながら読み解いていきます。
「気持ち」と「行動」が違っていても、不自然ではありません
恋愛では、
「好きなら連絡してくるはず」
「会いたいなら誘ってくるはず」
と思ってしまうことがあります。
けれど、実際の人間関係では、
気持ちがそのまま行動になるとは限りません。
迷いがあることもあれば、
今の関係を壊したくないこともあります。
自分から動くことに慎重な場合もありますし、
恋愛以外の事情によって行動を控えていることもあります。
だから鑑定でも、気持ちがあることを理由に、
まだカードに表れていない行動まで決めつけないようにしています。
もちろん反対に、行動が少ないことだけを理由に
「気持ちがない」と判断することもしません。
大切なのは「今、どこにいるのか」を知ること
「脈あり・脈なし」の二択だけでは、
二人の関係を十分に表せないことがあります。
好意はある。
でも、まだ関係を進めるところまでは来ていない。
恋愛として意識し始めている。
でも、行動には迷いがある。
そんな途中の段階も、恋愛にはあります。
私は、希望する結果へ無理に寄せるのではなく、
カードから読み取れるお相手の気持ちと、
今のお二人の現在地を丁寧にお伝えすることを大切にしています。
「好意はあるの?」だけではなく、
「相手は今、私との関係をどこまで考えているんだろう」
そこまで知りたいときは、
今のお二人の状況とあわせてお話を聞かせてください。