こんにちは、ツボ社長です。
相続した家の売却について、ココナラで相談を受けています。
「古い家だし、更地にした方が売れますよね?」
これは、相続した家の相談でとてもよく聞かれる質問です。
結論からお伝えすると、解体は「売り方を決めてから」が基本です。先に解体すると損をするケースがあります。
■ 先に解体すると損をしやすい理由
① 固定資産税が上がることがある
建物が建っている土地は、固定資産税が最大6分の1に軽くなっています。1月1日の時点で更地になっていると、この軽減がなくなります。
② 解体費用が先に出ていく
木造の家でも、大きさや場所によって100万〜200万円ほどかかることがあります。売れる前に、まとまったお金が必要になります。
③ 建物つきのまま買いたい人もいる
リフォームして住みたい人や、古家を活用したい業者もいます。解体すると、こうした買主を逃してしまいます。
■ 解体してから売った方がいいケース
・建物が傷みすぎていて、倒壊などの危険がある
・更地の方がはっきり高く売れる地域
・買主から更地での引き渡しを求められた
■ 3,000万円控除との関係
相続した空き家を売るときの「3,000万円特別控除」は、耐震リフォームをするか建物を取り壊すことが条件の一つです。
この取り壊しは、売った後に買主が行う形(売却の翌年2月15日まで)でも認められるようになりました。売主が必ず先に解体しなければいけないわけではありません。
■ まとめ
・解体は、売り方を決めてから
・「古家付き土地」として売るのも選択肢
・3,000万円控除は、買主の解体でも使える場合がある
「うちの場合は解体した方がいい?」と迷ったら、状況を伺って、損をしない順番を一緒に整理します。
※税金の特例は条件が細かいため、最終的な判断は税理士・税務署にご確認ください。