占いの鑑定には、
「性格」
「仕事」
「恋愛」
「金運」
のように、最初から読む項目が決まっているものがたくさんあります。
分かりやすいし、自分が知りたいところだけ読める。
私も、それはそれでとても便利だと思っています。
でもYOURBOOKSをつくるとき、ひとつだけ決めたことがあります。
先に目次をつくらない。
その人の命盤を読む前に、
「第1章は性格」
「第2章は人間関係」
「第3章は才能」
とは決めません。
なぜなら、命盤を開いてみないとその人について何がいちばん強く表れているのか分からないからです。
ある人は、「変わること」が人生の中でとても大きなテーマかもしれない。
ある人は、人との距離感にその人らしさが強く出ているかもしれない。
また別の人は、安心できる条件や、物事を決めるまでの過程に、その人独特の構造が見えるかもしれません。
それを全部、
「性格」
「人間関係」
「考え方」
という同じ箱に入れてしまうと、少しもったいない。
だから私はまず命盤を読みます。
命宮だけを見るのではなく、身宮や三方四正、生年四化、各宮とのつながりを見ながら、
「この人について、今いちばん書くべきことは何だろう」
を探します。
そこから、六つの章を決めます。
なので、YOURBOOKSの目次は全員同じではありません。
同じ星を持っていても、周囲の星や宮との関係が違えば、読み方も変わります。
「この星があるから、こういう人です」だけでは終わらせません。
むしろ私が気になるのは、
では、なぜこの人の場合はこう表れるのか。
というところです。
たとえば、
「慎重なのに、決断すると早い」
という人がいたとして。
それを、
「慎重な面もあります。決断力もあります」
と二つ並べるだけなら簡単です。
でも本当に知りたいのは、
なぜ、その二つが同じ人の中で成立しているのか。
そこまで読めると、急にその人らしくなる。おもしろくなる。
YOURBOOKSでつくりたいのは、
性格の項目を埋めた鑑定書ではなく、
その人について読んだからこそ生まれた一冊です。
だから、目次は最後まで決めません。
まず読む。
それから、
「この人の本なら、何章から始まるだろう」
と考える。
少し遠回りですが、私はこの順番が気に入っています。
必要な人に届きますように。