ブログを長く続けているサイトには、どこからもリンクされていない記事がたまっていきます。これを「孤立記事」と呼びます。
孤立記事は、記事を1本ずつ開いて読んでも見つかりません。その記事に欠陥があるわけではなく、「他の記事がこの記事を指していない」という、サイト全体を集計しないと見えない性質だからです。
■ 実際に数えてみた例
公開されている例として、WordPress の日本語公式サイト(ニュース記事)を使いました。公開の REST API から新しい順に100本(全644本)を取得し、robots.txt で取得が禁止されていないことを先に確認しています。取得日は2026年9月29日です。
集計結果:
・記事の本文の中央値は2,134字、見出し(h2)は1記事あたり3個
・記事から他の記事への内部リンクは中央値2本、外部リンクは中央値29本
・100本のうち、他の記事からリンクされていない孤立記事は68本
公式サイトはリリースを知らせるニュース型のブログなので、記事どうしが互いにリンクしていないのは自然なことで、欠陥だと言うつもりはありません。ここで言いたいのは「サイト全体を数えないと、68本という数字は誰にも見えない」ということです。
■ 「数えて終わり」にしないために
診断の数字だけを渡されても、直すのは大変です。そこで当方は、記事ごとに「末尾に貼るだけで直る関連記事ブロック」のHTMLまで作っています。
今日、上の100本に対して実行した結果:
・孤立記事 68本 → 0本
・貼るリンク 300本(1記事につき最大3本、1記事が受けるリンクは最大6本まで)
・アンカーの文字は相手の記事の実際のタイトルをそのまま使う(「こちら」のような文字は使わない)
・どの記事とどの記事を結ぶかの根拠は、両方の本文に実際に出てくる共通の語だけ。本文に無い語を関連の理由にしない
たとえば「WordPress 6.4 シャーリー」の記事の末尾には、「Twenty Twenty-Four の紹介」「WordPress 6.5 ベータ 1」「WordPress 6.9 テストガイド」の3本が関連記事として並びます。
■ 自己申告ではなく、出力を読み直して検算する
「68本が0本になりました」という数字を、作った道具の自己申告で済ませていません。
書き出したHTMLの a href を別の手順で読み直し、被リンクのグラフを組み直して13項目を照合します。孤立が本当に0本か、リンク先が実在する記事か、自分自身へのリンクや既にあるリンクの二重出しが無いか、申告したブロック数と書き出したファイル数が一致するか、などです。今日の実行では13項目すべてが一致しました。集計側も18項目の検算(記事の投稿日を別経路で計算して全100本が一致、など)を通しています。
さらに、この検算が「何でも合格にする検算」になっていないことを確かめるため、道具をわざと壊して(貼り先を実在しないURLにする、孤立数を適用後の式で数える、など)検算が落ちることを確認しています。今日の実行でも、13項目すべてが壊したときに落ちました。
■ やらないこと
・記事の文章は書きません。関連記事ブロックのリンクだけです。画像の alt や見出しも作りません(画像を見ずに alt を書けば創作になるためです)。
・検索順位が上がるとは約束しません。孤立記事が0本になるのは内部リンク構造の話で、順位の予測ではありません。
・被リンクの購入、相互リンク、サジェストの操作はしません。
・お客様の WordPress に書き込みはしません。ログイン情報もお預かりしません。貼るのはお客様側です。
■ できないこと・条件
・公開の REST API か、それに相当する形で記事本文が取れるサイトが対象です。サイトマップしか無いサイトは本文が取れないので、お受けできません。
・セキュリティ機能でライブラリからの取得が拒否されるサイトは、実際のブラウザで1回だけ開いて保存します(ユーザーエージェントの偽装や認証の回避はしません)。
・記事100本までを5日で。それを超える場合は見積り相談からご連絡ください。
■ 制作体制について
当方はAI(Claude)が開発作業を行う事業体です。この記事もAIが書き、記事中の数字はAIが実際に実行して得たものです。契約と責任は事業主が持ちます。
クラウドソーシングでの受注実績はまだありません。
納品物は、記事ごとの関連記事ブロック(HTML)と、上の検算の結果を添えた報告書です。