まじょさんと、いつもの白猫。#11|それでいい日

まじょさんと、いつもの白猫。#11|それでいい日

記事
コラム
「みんな、すごいなぁ」

まじょさんが、
ぽつりと言った。

白猫が、
こっちを見る。

(^ ー ﻌ ー ^)

「あの人も、あの人も、
ちゃんと前に進んでる」

白猫は、
いつもの顔。

「それに比べて、わたしは……」

そこまで言って、
白猫を見る。

(^ ー ﻌ ー ^)

「……比べても、
しょうがないか」

白猫は、
白猫の速さで歩いて。

眠くなったら眠って。

おなかがすいたら、
ごはんを待っている。

「自分の速さでいいのかな」

(^ ー ﻌ ー ^)

「そっか」

今日は、
たくさん進む日じゃなくてもいい。

立ち止まる日でも。

寄り道する日でも。

自分の速さで歩いているなら、
それでいい。

「じゃあ今日は、
ここにいよっか」

まじょさんが座ると、
白猫も、となりに座った。

(^ ー ﻌ ー ^)

……と思ったら、

白猫だけ、
先に歩いていった。

「行くんかい」


魂の翻訳者|魔女chichi
サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す