リビングのテレビの位置、窓と日差しの関係|まぶしさ・映り込み・配線・ソファとの距離

リビングのテレビの位置、窓と日差しの関係|まぶしさ・映り込み・配線・ソファとの距離

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新しいリビングに住み始めてから、昼間はテレビの画面が見えにくい、カーテンを閉めないと落ち着いて見られない、と感じることがあります。テレビはどこにでも置けそうに思えますが、窓との位置関係しだいで見やすさが大きく変わります。

先にお伝えすると、テレビの位置は「窓の向き」「配線」「ソファとの距離」の3つをセットで決めるのがおすすめです。ここでは一級建築士の立場から、図面の段階で確かめておきたいポイントを整理します。

窓を背にしたテレビは、目がまぶしくなりやすい


テレビの後ろに大きな窓があると、画面を見るたびに外の明るさが目に入ります。明るい窓と暗めの画面が同じ視界に並ぶため、目が疲れやすく感じる方もいます。

図面では、テレビを置く壁の両側や上に窓がないかを見ておきましょう。小さな高窓であっても、日中の時間帯によっては視界に入ることがあります。

窓の正面にテレビがあると、画面に映り込みやすい


反対に、窓と向かい合う位置にテレビを置くと、画面に窓や外の景色が映り込みやすくなります。特に光沢のある画面では、昼間に見えにくさを感じることがあります。

方位も一緒に確かめておくと安心です。西側の窓は夕方の低い日差しが室内の奥まで入りやすいため、テレビとの位置関係を一度考えておくと、暮らし始めてからの困りごとを減らせます。

窓と直角の壁は、比較的置きやすい


窓を背にも正面にもしない、窓と直角の壁は、まぶしさと映り込みの両方を抑えやすい位置です。ただし、その壁に扉や収納が集まっていると、テレビボードを置く幅が足りなくなることがあります。

テレビボードは幅150〜180cm前後のものが多く、壁の長さに余裕があるかを図面で確認しておきましょう。

コンセントと配線の位置を先に決める


テレビの位置が決まったら、コンセントやアンテナ端子、インターネットの配線を同じ壁にまとめておくと、配線が床をはわずにすっきり収まります。後から位置を変えると、延長コードが目立つ原因になりがちです。

壁掛けにする場合は、壁の下地補強や配線を壁の中に通す方法も早めに相談しておくと、選べる方法が広がります。

ソファとの距離と視線の高さ


テレビとソファの距離は、画面の大きさによって心地よい範囲が変わります。一般的には、画面の高さの約3倍が見やすい距離の目安といわれています。

座ったときの目線は床からおよそ1m前後です。画面の中心がその高さに近いと首が疲れにくくなるため、テレビボードの高さもあわせて考えておきましょう。

まとめ


リビングのテレビは、窓を背にしない、窓の正面に置かない、という2点を基本に、窓と直角の壁を候補にすると見やすい位置を選びやすくなります。そのうえで、配線の位置とソファとの距離を図面の上で確かめておくと、暮らし始めてからの「見にくい」を防ぎやすくなります。

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