記入式のテンプレートを用意したのに、シートや項目が多くて手が止まる。「全部を埋めてから使おう」と思うほど、最初の投稿へ進みにくくなることがあります。
そんなときは、今回準備する投稿一件を決め、そのための材料だけを書いてみます。設計も分析も三つの欄ですべて完了するという意味ではありません。最初に着手する範囲を決める方法です。
■ 1.最初は、相手・質問・読後の行動
紙や手元のメモに、次の三つを書きます。
誰の、どんな場面を扱うか:
今回答える質問は何か:
読み終えた人に何を一つ試してほしいか:
説明用の記入例は「夜に投稿の話題を選べず止まる人/複数の話題から何を残すか/答える質問を一行書く」です。ここまで書ければ、次に必要な例や説明の範囲を考えられます。
逆に三つが決まらないときは、文章や画像を先に増やさず、迷っている欄へ戻ります。「相手が決まらない」と「結論を説明できない」は違う課題なので、どちらかを一つ選んで整理します。
■ 2.残りの項目は、必要になる工程で足す
投稿前に必要な確認と、投稿後に残す結果は、書く時点が違います。まだ公開していない記事に、実際の閲覧数や反応を入れることはできません。
作成前は相手・目的・材料、公開前は本文・画像・リンク・条件、公開後は実際の確認結果、という順番で考えます。使っているシートの項目名が違っても、その欄をいつ使うかを確認してみてください。
未確認の欄は、無理に数字で埋めません。「未確認」と「確認した結果ゼロ」は違います。たとえば購入数をまだ見ていないなら、ゼロと決めず、あとで確認する項目として残します。
■ 3.使わない欄は、いったん理由を残す
テンプレートの全項目が、毎回の作業に必要とは限りません。ただ、分からない欄をすぐ削除すると、何のための記録だったか見直しにくくなることがあります。
最初は「今回使わない」「まだ情報がない」「意味を確認したい」と分ける方法があります。元ファイルを控えとして残し、編集用のコピーで試せば、あとから構成を見直す際の比較にも使えます。
数式があるファイルでは、入力欄と計算欄の区別も確認します。他の表計算ソフトへ取り込む場合は、見た目だけでなく数式や表示が保たれるか、自分の環境で確認してください。
■ 4.一件使った後に、迷った場所を見直す
最初の一件が終わったら、記入した量より「どの欄で止まったか」を残します。相手の場面を何度も考え直したのか、確認結果の置き場所を探したのか。次に整える場所が違ってきます。
振り返りの短いメモ:
今回使った欄:
意味が分からなかった欄:
記入が重複した場所:
次の一件で変えること:
シートをきれいに埋めることを目的にせず、自分の作業へ戻れる記録になっているかを見ます。記入例を参考にしても、架空の結果を自分の実績として転記しないようにします。
■ 記録の置き場所もそろえたい方へ
同じ投稿に名前や日付を付けておくと、準備した内容と、公開後の記録を取り違えずに見返せます。複数の案を扱うときは、どの案を公開したかも残してください。まだ試していない案の説明を、実行済みの結果へ混ぜないための工夫です。
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まずは紙の三欄で一件試す方法も使えます。同じ場所に記録を残したいと感じた段階で、形式や収録内容をご確認ください。