こんにちは、ななです♡
今日は「ななの恋愛実話」第2弾です。
前回は、留学中に付き合っていた彼が、私が寒がりなことを覚えていて、暑い日なのに上着を持ってきてくれた話を書きました。
今回は少し雰囲気を変えて、マッチングアプリで出会った男性のお話です。
これまでいろいろな男性とデートをしてきましたが、その中で、今でも覚えている言葉があります。
「別れたら一番に連絡して。いつでも待ってるよ」
これだけ聞くと、何度もデートを重ねた相手に言われたように思うかもしれません。
でも実は、私たちがデートしたのはたった1回。しかも、そのわずか3日後に、私は別の男性とお付き合いすることになりました。
ハイスペ男性が多いマッチングアプリで出会った彼
彼とは、いわゆるハイスペックな男性が多く登録しているマッチングアプリで出会いました。
最初に「いいね」をくれたのは彼です。マッチングするとすぐに、丁寧な自己紹介のメッセージを送ってくれました。
彼は20代後半で、有名大学を卒業し、大手企業に勤めている男性。見た目は爽やかで整っていて、性格はとても優しく、紳士的でした。メッセージの段階から、私のことをかなり気にかけてくれているのが伝わってきました。
やり取りを重ねるうちに意気投合し、「じゃあ、一緒にご飯に行こう」という流れに。会う前には一度、電話もしました。その頃には、お互いにふざけ合えるくらい仲良くなっていました。
だから初めて会う日も、「知らない男性と初めて会う」というより、「やっと直接会える」という感覚に近かったと思います。
第一印象は「かっこいい。そして、いい匂い」
初デートはランチでした。
実際に会って最初に思ったのは、「かなりかっこいい」。そしてもう一つ、「めちゃくちゃいい匂いがする」(笑)
お互い香水をつけていたので、自然と香水の話になりました。
「いい匂いだね〜」
そんな話をしていたら、彼が突然、自分の手首を私のほうに差し出して、
「嗅いでみる?」
と言ったんです。しかも、いたずらをしたときのような笑顔で。
私も彼のことを「いいな」と思っていたので、その瞬間はかなりドキドキしました。香水を嗅ぐために自然と距離が近くなって、それまで普通に話していたのに、急にお互い口数が少なくなりました。たぶん彼も、少しドキドキしていたんじゃないかなと思っています。
楽しく話していた彼が、突然黙った
ランチ中は本当に楽しくて、ずっと話していました。
ところが途中で、彼が急に黙ったんです。
さっきまであんなに話していたのに、真剣な顔で何かを考えている。どうしたんだろう、と思っていたら、しばらくして彼が言いました。
「またすぐ会いたいから、今予定聞いてもいい?」
そこで私は気づきました。次のデートにどう誘うかを、ずっと考えていたんだ、と。
分かりやすすぎる。でも、こういう素直なところがすごく可愛いなと思いました。
その場で次のデートの日程を決めると、彼は「楽しみにしてる!」と無邪気に喜んでいました。私も彼のことをとても良い人だと思っていたので、普通にまた会うつもりでした。
……このときは。
3日後、私は別の男性と付き合うことになった
人生って、本当に分からないものです。
そのデートから3日後、私は別の男性と付き合うことになりました。その人も、マッチングアプリで出会った人です。いろいろ考えた結果、私はその人と付き合うことを選びました。
私は結構、打算的なところがあります(笑)。でも、「彼氏ができたけど、この人も素敵だから一応キープしておこう」ということだけは、したくありませんでした。
次のデートのために予定を空けてくれていたので、すぐに彼へ連絡しました。確か、こんな内容だったと思います。
「今回彼氏ができたので、会えなくなりました。予定を空けてくださっていたのにごめんなさい。○○くんも幸せになってね!」
送るときは、かなり心が痛みました。数日前に、あんなに嬉しそうに「楽しみにしてる!」と言ってくれていたからです。
彼からの返信
メッセージを送ると、彼からすぐに返信が来ました。
「そっか。俺はななちゃんのことすごく良いと思ってたから残念だ。幸せになってね!」
そして、こう続いていました。
「でも、別れたら一番に連絡して。いつでも待ってるよ」
これを読んだときの気持ちは、今でも覚えています。嬉しい。びっくり。そして、ちょっと寂しい。
デート中にも、彼が私に好意を持ってくれていることは伝わっていました。それでも、1回しか会っていない私のことを、そこまで良いと思ってくれていたんだと思うと、素直に嬉しかったです。同時に、無邪気に喜んでいた彼の姿を思い出して、申し訳ない気持ちにもなりました。
もし当時、別の男性と出会っていなかったら。私はこの人と付き合っていたかもしれません。それくらい素敵な男性でした。
でも、それ以降、彼とは連絡を取っていません。
なぜ、1回のデートでそこまで気に入ってもらえたのか
今振り返ると、理由は「初デート」だけではなかったと思います。
私たちは、会う前から頻繁にLINEをしていて、電話もしていました。そこですでにかなり打ち解けて、ふざけ合える関係になっていたんです。
私は男性とデートするとき、相手の好きなものをある程度知ってから会うようにしていました。面接みたいに調べ上げるわけではありません(笑)。ただ、「この人は何が好きなんだろう?」と興味を持っておくと、実際に会ったときに話を広げやすくなります。
もちろん、聞くだけではなく、自分の話もします。私はもともと話すのが好きなので、話題に困ることはあまりありませんでした。
LINEも、誰に対しても適当に返すのではなく、丁寧に返すようにしていました。そして仲良くなってきたら、「この人なら、これくらいふざけても大丈夫そう」という距離感を、少しずつ見極める。彼とは、その感覚がとても合っていました。だから初対面なのに、初対面らしくなかったのだと思います。
もちろん、ちょっとだけ「モテテク」も使いました。正直に言うと、少しだけ相手を意識させるようなこともしていました。私も彼のことを「いいな」と思っていたからです。完全に友達のように接するのではなく、「あれ? もしかして俺のこと意識してる?」と思わせるくらいの距離感。
一方で、当時の私がほとんどしていなかったことがあります。それは、男性を追いかけることです。
まだ付き合ってもいない相手に対して、「絶対この人と付き合いたい!」と必死になる感覚が、あまりありませんでした。まだ1回会っただけ。今後どうなるかなんて分からない。だから、「今日のデート楽しかったな〜」くらいの気持ちで、すごく気楽でした。今振り返ると、この余裕も良かったのかもしれません。
「相手に合わせる」だけでなく、「私はこれが好き」を持っておく
もう一つ、私は自分なりのこだわりを結構持っているほうです。好きなもの、興味があること、やってみたいこと。「私はこれが好き」「私はこう思う」というものが、わりとはっきりしています。
以前、「趣味やこだわりがない女性より、自分の好きなものがはっきりしている女性のほうが、興味を持たれやすい」という話を聞いたことがあります。これは、私自身の恋愛経験からも、なんとなく分かる気がします。
好きな人ができると、「彼は何が好きなんだろう?」「彼に合わせたほうがいいかな?」と考えてしまいますよね。相手に興味を持つことは、もちろん大切です。私もデート前には、相手の好きなものを知ろうとしていました。
でも、相手の好きなものを知ることと、自分を相手色に染めることは別だと思います。
「休日はこんなことをしている」「最近これにハマっている」「私はこういう考え方をする」。そんな自分の世界を持っていると、「もっとこの人のことを知りたい」と思ってもらえることもあるのではないでしょうか。
付き合う前から、好意を行動にしてくれる人もいる
今回この話を書こうと思った一番の理由は、「私ってモテるでしょ?」と言いたいからではありません(笑)。
伝えたいのは、付き合う前の段階から、こんなに分かりやすく好意を示してくれる男性もいるということです。
恋愛をしていると、「LINEが返ってこない」「次のデートに誘ってくれない」「私のこと、好きなのかな?」と、一人の人のことで頭がいっぱいになってしまうことがあります。もちろん、愛情表現は人それぞれで、全員が分かりやすく好意を伝えてくれるわけではありません。
それでも私は、「好かれるって、こんなに分かりやすいこともあるんだ」と感じる経験を、恋愛の中で何度かしてきました。この彼もそうでした。
会う前からたくさん連絡をくれて、電話をして、実際に会ったらその場で「またすぐ会いたい」と次の予定を聞いてくれた。そして私に彼氏ができたと伝えたあとでさえ、「待ってるよ」と言ってくれた。
だから、もし今、「この人を逃したら、もう私を好きになってくれる人はいないかも」と思いながら、態度がはっきりしない相手のことで悩んでいる人がいたら、伝えたいです。
そんなことはないよ、と。
世の中には、付き合う前から「会いたい」「もっと知りたい」「また会いたい」と、好意をちゃんと行動にしてくれる人もいます。
恋愛は、一人の人に選んでもらうためのオーディションではありません。自分を好きになってくれる人の中から、自分も好きになれる人を選んでいい。もちろん、好きになった人を追いかける恋愛が悪いわけではありません。でも、返信の来ないスマホを眺め続けたり、「嫌われたかな」と一日中考えたりして、自分まで苦しくなる必要はないと思います。
だから、「どうしたらこの人に好かれるかな」だけでなく、「私は、私をこんなふうに好きになってくれる人と一緒にいたいかな?」という目線も、持っていてほしいです。
さいごに
あの日、「別れたら一番に連絡して。いつでも待ってるよ」と言ってくれた彼とは、それきりになりました。
今でもたまに思い出します。かなりかっこよくて、いい匂いがして、優しくて、次のデートの誘い方を一人で真剣に考えてしまうくらい、ちょっと可愛い人でした。
今頃、彼も幸せでいてくれたらいいなと思います。
そして、当時の私へ。あの香水のくだり、見事にハートを打ち抜いていたと思うよ(笑)
ここまで読んでくださって、ありがとうございました♡
なな