エクセルで合計が0になる・式がそのまま表示される時の原因と直し方(SUM・計算されない)

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SUMで合計したのに0になる、式を入れたのに式がそのまま文字で出る。エクセルが計算してくれない時の原因は、ほとんど次の3つです。見分け方と直し方を、順番にまとめます。

■ 原因1:数字が「文字」になっている(いちばん多い)
目印:数字がセルの左に寄っている/セルの左上に緑の三角が出る/SUMの答えが0になる。
見分け方:別のセルに =ISNUMBER(A2) と入れます。FALSE なら、その数字は文字です。
例:A2〜A4に「1200」「800」「1500」が文字として入っているとき、
=SUM(A2:A4)
試した結果:0
直し方は3つあります。
(1) 緑の三角をクリックして「数値に変換する」を選ぶ。いちばん手早い方法です。
(2) 式で数字に直してから足す。
=SUMPRODUCT(--A2:A4)
試した結果:3500
(3) 1件ずつ直すなら =VALUE(A2) または =A2*1 を別の列に入れます。
試した結果:どちらも1200
数字が多いときは、列を選んで「データ」→「区切り位置」→そのまま「完了」でも数値に変わります。

■ 全角の数字は、半角に直してから
「1200」のように全角で入っていると、足し算の対象になりません。
=VALUE(ASC(B2))
試した結果:1200
ASCは全角を半角にする関数です。まとめて直すなら、この式を下へコピーして、できた列を合計します。
=SUM(G2:G4)
試した結果:3500

■ 原因2:式を入れたのに、式がそのまま出る
目印:=SUM(A2:A4) と書いた文字がそのまま表示される。
・セルの表示形式が「文字列」になっていると、式も文字として扱われます。表示形式を「標準」に変えて、セルをダブルクリックしてEnterを押すと計算されます。
・式の前に半角のスペースや「'」が付いていないかも見ます。
・「数式」タブの「数式の表示」がオンのときは、全部のセルで式が見えます。もう一度押してオフにします。

■ 原因3:計算方法が「手動」になっている
目印:数字を変えても、合計が変わらない。F9キーを押すと変わる。
直し方:「数式」タブ→「計算方法の設定」→「自動」にします。他のブックを開いたあとに手動に変わってしまうことがあります。

■ つまずきやすい点
・表示形式を標準に変えただけでは、すでに入っている文字の数字は数値になりません。ダブルクリックしてEnter、または上の直し方が必要です
・他のシステムから貼り付けたデータは、文字になっていることが多いです
・操作名や関数名はWindowsのExcel(Microsoft 365)の表記です。Macや古い版では少し違う場合があります
・式は例です。ご自分の表のセル位置に置き換えてお使いください

■ 向かない場合
複数のシートや、毎月入れ替わるデータ全体が文字になっているような表は、1つずつ直すより、表の作りから整えるほうが早いことがあります。その場合は、手で直すより調整を頼むほうが早いこともあります。

まとめ:合計が0なら、まず =ISNUMBER で数字が文字になっていないかを見ます。式がそのまま出るなら表示形式、変わらないなら計算方法を見ます。
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