Excelの在庫表で、発注点を過ぎたら行の色が変わるようにする方法

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ビジネス・マーケティング
■ はじめに

・在庫表を毎日見るのは大変です。発注するべき商品だけ色が変われば、見落としが減ります。
・この記事では、「現在庫」と「発注点」を比べて、発注点以下の行に色を付ける方法を、条件付き書式で説明します。
・在庫の残数を自動で出す方法は別の記事で説明しています。ここでは、残数の列がすでにある前提で進めます。

■ 1. 発注点の列を足します
・在庫表の列は、A 商品コード/B 商品名/C 現在庫、まであるとします。
・D列を「発注点」にして、商品ごとに数字を入れます(例:A001は30、A002は30)。
・発注点は「この数を下回る前に注文したい」という数です。仕入れにかかる日数と、1日に出る数から決めます(決め方は別の記事で説明しています)。

■ 2. 状態の列を足します
・E列を「状態」にして、E2に次の式を入れ、下の行へコピーします。

=IF(SIGN($C2-$D2)=1,"OK","要発注")

・意味は「現在庫から発注点を引いて、プラスならOK、0以下なら要発注」です。発注点ちょうども要発注にしています。
・大小の記号を使わずに済むので、式が崩れにくく、読みやすくなります。

■ 3. 入力例で確かめます
・現在庫40・発注点30 → OK
・現在庫25・発注点30 → 要発注
・現在庫30・発注点30 → 要発注(ちょうどは発注)
・違っていたら、数字が文字として入っていないか(左寄せになっていないか)を確かめます。

■ 4. 条件付き書式で行に色を付けます
・A2からE列の最終行までを選びます。
・「ホーム」→「条件付き書式」→「新しいルール」→「数式を使用して、書式設定するセルを決定」を選びます。
・次の式を入れます。

=$E2="要発注"

・「書式」で塗りつぶしの色(薄い赤など)を選び、OKを押します。
・式の列だけに$を付けているので、行ごとに判定され、行全体に色が付きます。

■ 5. 色が付かないときの確認
・選んだ範囲が2行目から始まっているか:式の行番号と選択の先頭行がずれると、判定がずれます。
・E列の文字が「要発注」と完全に同じか:全角と半角のちがいや余分なスペースに注意します。
・発注点が空欄:空欄は0として扱われ、現在庫が0より大きければOKになります。発注点を必ず入れます。
・現在庫の列が式(SUMIFなど)でも、結果が数字ならそのまま使えます。

■ 6. 次の一歩
・要発注の商品だけを一覧にしたいときは、フィルターで状態列を「要発注」に絞ります。
・商品数が増えると、発注点の管理自体が大変になります。その場合の組み方は別の記事で説明しています。
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