仕入れる前に赤字が分かる。せどりの利益計算を30秒で終わらせるExcelの使い方

仕入れる前に赤字が分かる。せどりの利益計算を30秒で終わらせるExcelの使い方

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マネー・副業
店舗で商品を手に取って、スマホの電卓を開く。「1,200円で仕入れて2,480円で売れたら、手数料が10%で、送料が…」。あの計算をしている時間、1回の仕入れで積み上げると30分くらい溶けていきます。

しかも急いで計算すると、送料や梱包材を入れ忘れます。そして売れたあとで「これ、手元に100円しか残らなかった」と気づく。せどりでいちばんしんどいのは、売れないことより「売れたのに残らない」ことだと思います。

■ 計算そのものをやめる、という考え方

仕入れの判断でやっている計算は、実はいつも同じ式です。

販売価格 −(販売手数料 + 送料 + 梱包費 + 仕入価格)= 利益。

毎回同じ式なら、式のほうを先に作っておけばいい。そうすれば店頭でやることは「数字を2つ入れるだけ」になります。頭の中で計算しないので、急いでいても入れ忘れが起きません。

もうひとつ。手数料率は販路ごとに違います。同じ商品でも、メルカリとAmazonとヤフオクでは手元に残る額が変わります。ここを「まあメルカリでいいか」で決めてしまうのが、地味にいちばんもったいないところです。

■ カセグ帳での手順(3ステップ)

この2つをまとめて片付けるために作ったのが、Excelブック『カセグ帳』です。

【ステップ1】黄色いセルに2つの数字を入れる

「利益計算」シートを開くと、黄色いセルと青いセルが並んでいます。黄色に仕入価格・販売価格・出品先を入れるだけ。青いセルは自動計算なので触りません。入力した瞬間に、手数料・利益・利益率・損益分岐価格(いくらまで値下げすると赤字になるか)が出ます。

【ステップ2】◎○△×の判定だけ見る

同じ行の右端に、仕入れ判定が◎○△×で出ます。店頭ではここだけ見れば判断できます。損益分岐価格も並んでいるので、「値下げ交渉が来ても、ここまでなら耐えられる」が仕入れる前に分かります。

【ステップ3】「出品先くらべ」で販路を決める

商品を1つ入れると、メルカリ・ラクマ・Yahoo!フリマ・ヤフオク・Amazon・BASE・STORES・eBay・楽天市場の9販路で、手元に残る額を並べて比較します。いちばん利益が残る販路がそのまま表示されるので、出品先で迷う時間が減ります。

仕入れたあとは「仕入・在庫台帳」に1行足しておきます。売れたときに「売却済」にするだけで、利益と在庫日数が自動で計算されます。60日を超えた在庫は赤くなるので、寝ている在庫に気づけます。月次ダッシュボードと確定申告メモも自動集計なので、申告前にレシートと格闘する時間も短くなります。

■ 向いている人・向いていない人

向いている人

・店頭やフリマで、その場で仕入れ判断をしたい方

・複数の販路を使い分けている方

・在庫が増えて、何をいつ仕入れたか分からなくなってきた方

・確定申告の集計を毎年後回しにしている方

向いていない人

・すでに専用の在庫管理システムを使っていて、そこで完結している方

・価格改定やリサーチまで自動でやってほしい方(このExcelは計算と記録の担当です)

・Excelもスプレッドシートも触りたくない方

Excelがなくても、Googleスプレッドシートに読み込んでそのまま使えます。スマホからも入力できるので、店頭ではスマホ、帰ってからパソコンで整理、という使い方ができます。マクロは使っていないので、セキュリティの警告も出ません。

■ ココナラで販売しています

『カセグ帳』はココナラで販売しています。


手数料率は「設定」シートで自分で書き換えられるようにしてあるので、各サービスの料率が変わっても使い続けられます。取扱説明書(HTML・PDF)つきです。

※本ツールは計算と記録を補助するExcelブックです。利益や売上を保証するものではありません。手数料率・税制は変更されることがあるため、最新の情報をご確認ください。
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